4年生から入塾することが

多い中学受験。

 

4年生はまだそれほど

難しいわけではなく。

 

周りもあまり本気を出して

いないので、やればやるほど

点が上がる。

 

やった者勝ち。

 

5年生の夏ごろから

難易度が急に上がります。

 

偏差値もやったら上がるという

よりは、現状を維持するために

やり続けなくてはいけない。

 

手を抜いたらに負ける。

 

辛い局面です。

 

6年生になってしまえば、

「ここまで来たからには

やらないわけにはいかない。」

 

そう腹をくくるので、

迷いがない分精神的には

楽です。

 

勉強は大変ですが

目標に向かってまっしぐら。

 

そんなわけで、私が思う

中学受験の苦しい時期は

小5の秋です。

 

娘(中3)も小5の秋に

スランプに陥りました。

 

成績が落ちて行っているわけではない。

 

でも、こんなに頑張っているのに上がらない。

 

「もう受験やめようかな。」

 

そんな弱音も出てきました。

 

私は「やめてしまうのかな。」

と心配でした。

 

正直、それまでの頑張りが

すごかったのでもったいない

と思ってしまいました。

 

本人のやる気がなくなって

しまったら、親としては

諦めるしかありません。

 

 

 

するとある日、学校から帰って来て

 

「私やっぱり受験する!」

 

 

「先生がね、『いい学校っていうのは頭がいいからいいってわけじゃないんだよ。』って。『頑張る子がいっぱいいるから楽しくていい学校なんだよ。』って言ってた!!」

 

「私もいい学校に行きたいから受験する。」

 

 

 

小学校の先生は中学受験に対して

あまりいい顔をしない方が多いと

聞きます。

 

けれども、当時の娘の担任は

中学受験生を応援してくれる

先生でした。

 

中学受験に限らず何事にも

全力で取り組むがモットー。

 

頑張る子たちを応援

してくれる先生でした。

 

GTOばりに生徒たちの

心を掴んでいたいた先生。

 

その先生のおかげで

娘のやる気が復活しました。

 

 

 

最後までやり抜いた娘は、

頑張った子しか入れない

中学校に通っています。

 

3年間で友達がたくさんできました。

 

娘から

「〇〇ちゃんってすごいんだよ~。」

という友達の話しをよく聞きます。

 

仲良しの友達だけど、

リスペクトする部分がある。

 

すごく良い関係だと思います。

 

先生の言葉が現実となりました。