半年ほど前の話しになりますが、
きれいな紅葉を見ることができるという州立公園に友人と一緒に行きました。
平坦な遊歩道を歩きながらふと地図を見ると、「展望台」という文字を発見。
「展望台」というからには多少登りの道もあるのだろうけど、せっかくだから行ってみようということになりました。(この考えが甘かった💧)
これが歩けど歩けど到着せず、
さらには道の様相が思った以上に険しくなっていき、普通の靴を履いていた私たちの足の指は痛くなりはじめ、しかし辺りは見渡す限り岩場だらけ…。
さて、どうする?と顔を見合わせたのですが、
ここまで歩いてきたからには行くしかないでしょ!と意見が一致、
一時間半ほど、汗をかくほどの山登りを頑張った結果、ヘトヘトのクタクタになりながらもなんとか目的の展望台までたどり着きました。
(友人がくれた大福餅は私たちの登頂のご褒美となりました笑。
あの大福餅は本当に美味しかった!)
で、振り返ってみるに、
かなりつらい道のりだったので、
もっと日陰があった方がいいのに、とか
足場が悪すぎる、とか
地図が分かりにくい、とか
途中、文句はたくさん出てきたのですが笑、
おもしろいことに、道中誰も1度も引き返そうと言わなかったんですよね笑。
家に帰ってきてから、それはなぜなのか算命学的な理由を探したところ、
このメンバーは全員、主星に頑張り屋(プライドが高いとも言える笑)の星を持っていること、
そしてさらに、それぞれが持っている要素が重なると目的達成のために力を合わせて頑張るモードがオンになるという特徴もある。
つまり、「展望台に行く」という目的を設定したからにはプライドの高さからやめるとは言えず笑、
さらには頑張るモードもオンになるため、最後までやってのけることができたのだろう、ということ。
もしこの登山メンバーに、楽しいことが第一優先の主星を持っている人間がいたとしたら、
「もうあきらめようよ~」という声があがって、どうするか決めかねるような事態になっていただろうし、
もしかしたらがんばるモードがオンになっている中ではそのような声を出したくても出せず、辛い思いをすることになっていたかもしれない。
そう考えると、相性の良い悪いはこういう場面で顕になるな~と思った次第です。
周りを見渡し、自然体で仲良くしている人たちの命式を確認すると、やはりそこには相性の良さがあることがほとんどです。
逆にこのペアはちょっと…というのも命式から分かります。
ただ、その「ちょっと…」というのも、
自分と相手の相違点を認めることができれば、互いの成長に寄与するもの。
先ほどの例えを使えば、
「もうあきらめようよ~」という声が上がった場合、
なんだよ、こいつ空気読まないやつだな!ではなく、
そう思う人もいるよね、
自分に正直なのね、
私が思っている以上に辛いのかもしれないな、
…みたいな受け取り方ができると怒りは沸いてこないだろうし、
「もうあきらめようよ~」と言えない場合、
私のしんどさいいかげん分かってよ!ではなく、
みんながんばれるのすごいな、
どうしてがんばれるのかな?
どうしたら私もがんばれるだろう?
…みたいなことにフォーカスすれば、ただ辛いだけではなく、がんばることの意味を学ぶことができますよね。
相性がちょっと…という相手は自分の成長をもたらしてくれる存在です。
自分目線ではなく相手目線で物事を見れるようになると、自分の世界がぐっと広がります。
↓生き方の処世術を説く算命学に関するホームページです。興味のあるかたはこちらもどうぞ🙂