先日、

自然の摂理として何事にもサイクルがあり、人生行程にも勝負のしどきや息抜きの期間等のサイクルがある、と書きました。

 

これをもっと大きな視点に立って見ると、

自分が属している集団、例えば、あなたの家族や会社や学校、さらには国といったものにもそれぞれにサイクルがあり、

相互しながら大きな流れを作り出しています。

 

 

一個人は、このように幾重にも重なった流れの中に存在している、と考えると、

その流れに逆らって生きるのには大変なパワーが必要となり、パワー不足であれば個人の思いがどれだけ強かろうと意に反して流れに流されてしまうということは理解できるかと思います。

 

 

さて、世の中には、この種の話に納得し耳を傾ける人とそうでない人とがいますが、

身弱の星を多く持つ人ほど、より深く納得する傾向にあるように思います。

 

 

というのも、

身強の人はその持っているパワーが強いため、流れに逆らいながらも生きていける、

つまり、自分の強い思いを軸に生きていけるので、流れを意識はすることはなく、

逆に身弱の人はパワー不足のために、強い思いを持っていてもそれが叶わないという経験から、生き方に試行錯誤し、その先に、自分を包み込む大きな流れに気づきやすい、と言えます。

 

 

流れに気づく人は、力技ではうまくいかないからこそ、その流れを利用する。

よって、「引き寄せ上手」であるのだろうと思います。

 

また、「想念の力」とは、

その流れの中に機運を見つける力、ということでもあると感じます。

 

 

西洋的思考では身弱の人は生きづらい。

身弱の人は是非とも東洋的思考でもって、その能力を生かしてほしいと思います。

 

 

私自身は身強に分類される命式ですが、

壮年期には身弱の星を持っており、算命学と出会ってようやく世の中の仕組みに納得したくちです笑