お子さんの日本語教育に

取り組んでいらっしゃる日本人ママさんから、

「漢字教材」についての問い合わせを

受けることがあります。

 

日本で市販されている

小学生向けの漢字教材を使ってもいいですが、

韓国でもこんなふうに

「日本の漢字教材」が出ています。

 

漢字教材だけでもけっこうある。

(教保文庫・光化門店にて)

 

 

韓国で出ている教材だと、

韓国語の解説があるので

こちらのほうが勉強しやすいかも。

 

ただし、

日本語習得の一つの目安として

JLPT(日本語能力試験)を目標にすると

勉強しやすいと思うので、

 

その場合は

JLPT教材に出てくる漢字を

N5→N4→N3→N2→N1

と順にマスターしけばいいですよね。

 

ちなみに、

日本の大学留学に

JLPTの資格そのものは必要ありませんが、

N2以上の実力が必要となります。

 

 

JLPT教材だけでも種類がいっぱい!

 

写真はJLPT教材全体のうちごく一部。

書棚にまだまだいっぱい教材並んでます。

 

 

英語教材に比べたら種類や数が

少ないと思いますが、

日本語教材もずいぶん増えて

きましたよねえ。

 

まあしかし、韓国では今、

中国語人気がすごいですね。

 

私が韓国に来た頃(25年前)は

第2外国語というと日本語

圧倒的に人気でしたが、

今やすっかり中国語にその座を

奪われてしまいました。

 

 

 

日本語、中国語、ベトナム語、フランス語、

スペイン語の独学教材。

 

 

日本語単語、会話などの教材。

 

これがぜんぶ日本語教材。

 

 

【漢字教育】ポイントですが…

 

ぜひ

幼児の時から漢字教育

をスタートしてください。グッ

 

少なくとも小学生から。

 

これ、日本人ママさんたちの

弱点の一つなんですが、

韓国では小学校で漢字教育を行わないので、

(一部の学校では実施)

子どもに漢字を教えるという

意識が非常に弱い方が多いです。

しかし実際には、

中学に入ると「漢字」の授業があり、

ここで一気に多量の漢字を覚える

ことになるんですが、

 

なにしろ韓国の子供たちは

たいがい幼児の時から私教育で

漢字を学んでいるので、

あまり問題ないんです。

日韓カップルの家庭も、

お子さんに日本語教育をなさっている

場合は、たとえ日本の漢字であっても

ちゃんと教えていらっしゃるはずなので

まあ、安心。

 

でも、韓国語の漢字も学んでなくて、

日本語も学んでないというお子さんだと、

中学の時にかなり苦労すると思います。ショック

(もちろんその時点で

覚えればいいんですけど、

短期間で大量の漢字を暗記せねば

ならないので…

他の科目との兼ね合いとか考えると

暗記にとらえる時間がもったいない)

 

とにかくまずは

韓国の漢字がしっかりマスターできていれば

日本の漢字と多少異なるとはいえ、

その違いを覚えるのはそんなに

難しいことではありません。

 

中国語を学ぶ可能性を考えても

漢字わかる方が圧倒的に有利ですし。

 

あと、韓国語って漢字語が多いので、

 

語彙力や読解力向上

→学力向上

 

のためにも漢字がわかっているほうが

絶対に得なんです。

 

これはお母さんたちの韓国語学習に

おいても同様ですが。

 

 

幼児から「漢字」というと、

「え~!? そんなに早くから??」びっくり

と思われるかもしれませんが、

 

子どもって文字もイメージで

覚えたりするので、

実はひらがなやカタカナ、ハングル

などの画数が少ない文字よりも

 

漢字のように画数が多い文字のほうが

イメージとして覚えやすかったり

するんですよ。ニコ

 

まあこれは、早期教育の項目で

お伝えする内容になりますが。

 

とにかく、「漢字」教えましょう!真顔

 

 

韓国が、生活の中で漢字使わないのでね~。

 

どうしても漢字教育に対する

モチベーションを持ちにくいんですが…

う~ん…。

 

頑張りましょう!グッグッグッ

 

(まき)