超久々に「本」の話題。
マンガでわかる「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法 1,404円 Amazon |
この方の本、どれもアマゾンレビューの数が半端でないんですが。
私は数年前、在韓のママさん、しかも複数の方からこの本の著者である大嶋信頼さんのセミナー動画や本いいよ!
と勧められたのがきっかけで、この方の本を読むことに。
計10冊以上の本を読みましたが、とにかく「面白い」。
いわゆる心理学、心の世界というと、その原因に立ち戻って傷を癒していく過程などがなかなか面倒だったり、それなりに時間がかかるということが多いのですが、この方の場合、「自己暗示」、「自己催眠」という方法により、実に簡単に心の世界を変えてしまえる。
あまりにも暗示の言葉が多すぎて、日常生活の中でそのどれをも覚えて駆使するのは現実的に不可能…という短所はありますが。
ふつう、数ヶ月に1冊、年に何冊ものペースで出版すると中身が相当に重なった、似たような内容の薄いものになってしまうことが多いのですが、この方の本は今のところ出る本、出る本、すべてそれなりに新しい情報が豊富でついつい買って読んでしまう状態。
その中で、今年5月に出たこの本。
販売と同時にすぐに取り寄せて読んで、今回も「ほお、なるほど~!!(目からウロコ)」の連続だったんですが、先ほど、ふと床に積まれている本の中からこの本が
目について読み返してみると…。
あれ、先回この本を読んでから今日までの間に、なにか知らない間に私が抱えていた「他人に振り回されやすい」という課題が解決してしまっているような??
どうして?
そこで思いついた仮説なんですが…。
●仮説1.自己暗示、催眠の言葉は、一度もしくは複数回、目にしたり唱えるだけでも効果がある。
●仮説2.「こういう方法があるんだ」と気づくだけでも暗示、催眠と同じ効果がある。
といったようなことが浮かんできました。
まずは「仮説1」についてですが、私、この本を読んだのは6月頃、一度だけです。
そして、実際に暗示の言葉を唱えたのも、その本を読みながら数回、さらにはその後、数日ほどは覚えて実践していたかもしれませんが、その後、今にいたるまでまったく忘れてました。
…でありながら、本を読んだ時点ではたしかに「あった」問題が今は解消しているということは…たったそれだけの実践でも効果がある、ということなのかも。
もしくは「仮説2」のように、実践以前に
「あ~、こういう方法があるんだ」
「解決方法ってあるんだな」と気づくだけで心の中のリミットが外れるというか、一瞬にして無意識のうちに「世界が変わってしまう」ということが起こるのかも…。
たしかに、これまでの私の読書体験の中で私が感じている世界として、
「本を読むだけで、その内容が潜在意識に刻みこまれる」
というものがあります。
ものすごく意識して本を読んだり、積極的に内容を取り入れようとしなくても、無意識に自分の脳?潜在意識?心?は本にある言葉、
内容を取り入れて、それに影響を受けるということです。
そのため、私は、たとえばお金をはじめとする「豊かさ」に関する本や「幸せに生きる」系の本をとにかく何冊も読むのが好きです。
似たような内容だろうがなんだろうが、とにかくたくさん読む。
そうすると、脳(潜在意識?心?)が勝手にそれらの情報を取り入れて、知らない間に自分自身がそういう世界に適応しているように感じるからです。
重ねて読んでいるうちに、それらの内容の「エキス」といったものを脳が勝手に分類して吸収しているような感じにもなったりします。
「本質」を勝手に取り入れて吸収するようになるというか。
実際、もしほんとうにこの方法で自分自身が変化しているとすれば、「本代」と「読む時間」という投資だけでものすごく大きな効果を手に入れていることになりますから…。
「読書」ってやっぱり侮れないもの、ってことになりますよね。
肝心の、この本に紹介されている暗示、催眠の言葉ですが、たしかに「効果あり」、と個人的には感じています。
とにかくポイントは、「人と自分を切ること」ですよね。
これができれば、自分が自分を生きれるようになる。
ほんとうの自分を生きれば、それが私(それぞれ)の幸福である、と。
ところで、本の話題からは少し外れてしまいますが、ここ数年、なかなか更新できなかったブログにまた取り組めるようになったのには原因があります。
それが、「好きなことを追いかける」でした。
別の言い方をすると、「違和感をそのままにしておかない」という表現も。
「なにか違うな?」
「おかしいな」
「しっくりこない」
「ピンとこない」をそのままにしておかない。
「あれ?」と思ったら、
「じゃあ、自分はなにがしっくりくるのか」
「ほんとは何が好きなのか?」
を自分に問うて、探してみる。
そうして、
「あ、私これがいい」
「これが好き」
というものを追いかけるようにしてみる。
そういうことを続けているうちに、
「忙しくて時間が取れない」と思っていた世界からスッポリ抜けてしまった、という感じでしょうか。
私はもともと思ったこと、感じたことを文章で表現するのが好きなので、いちばん基本のシンプルなところで「やっぱり文章書いていたいな」と思えるようになったのが大きいでしょうか。
「書いていないと、自分じゃないな」と思えるようになったというか。
まもちろん、これからも山あり谷ありである可能性はありますが、少なくとも現時点で感じている世界です。
しばらくの間、書けなかった「本」についても、これからまた書いていきたいと思っています。
(まき)