次女(高2・第2外国語で日本語選択)の日本語学習の近況。
最近、「自己紹介の文章を書いて発表する」という課題が出た。
商業高校なので、実際にはまだ2年生であるが、3年生で企業の面接の場で
日本語で自己紹介するという設定である。
先生が準備した自己紹介の文章例を渡されて、それをそのまま暗記してもよし、
自分で工夫して考案してもよし。
でまあ、なにせ母親が日本人であるがゆえに、ここぞとばかりに
「オンマが自己紹介文、考えてよ」となる。
そこで、例文を少し応用して準備したのが以下。
ま、実際の面接ではこんなふうには言わないと思いますが…。(^_^;)
いちおう、学校の指導レベルに合わせてこんな感じでってことで。
次女は暗記力はいいので文章を覚えることは問題ないが、
問題は発音とイントネーション。
こればっかりはやはり、日本語の会話力が初級~中級レベルの次女には
なかなか難しい。
そこで、私が読んだ文章をスマホに録音して繰り返し聴くように指示。
どんなに練習してもやはり完璧にはいきませんが、それなりに上達した状態で
学校で練習発表。
結果は、同級生たちからも先生からも「日本語上手~!」と
驚かれたんだとか。
実際には、次女の会話レベルではこの自己紹介の文章は語彙的にも会話表現的にも
高度なので、この文章に見合う「会話力」というか日本語の実力があるわけでは
ぜんぜんないわけですが、他の生徒たちが韓国語っぽい発音と
韓国人独特のイントネーションで暗唱するのに比べたら、やっぱりそれなりに
「日本人っぽ~~~~い!」ってことになりますよね。
人間褒められる体験というのは大事なわけで…。次女にとっては
いろいろな意味で自信をもてるきっかけとなったようです。
しかし、文章の暗唱過程で、「オンマ、聞いて聞いて!」とずっと練習に
付き合わせられるので、母にとってはそれが面倒。
ま~、高校生の娘に教えられることって日本語ぐらいしかないので、
それぐらいは我慢しないとね、ってのはありますが。
今も、私がこの記事を書いている横で、いっしょうけんめい練習してます。(≧∇≦)
正直、次女の場合、日本語を就職のための武器として使うのは難しいですが、
本人の日本語学習のモチベーションを高めて、今後も継続的に日本語学習に
意欲をもって取り組むためには、高校の日本語授業、なかなかいい役割は
果たしています。
(まき)