ヒーリング・キャンプの続き…といきたいところですが、その前に。
昨日、ビジネス通訳のお仕事をしてきたんですが、
なんと、今年の初物の松茸を頂いちゃったんです～！
しかも、ものすごく多量に…。
なんと、この箱いっぱいに入ったんですよ。松茸。
それを、こんなふうにガバガバ食べたんです。(＠_＠;)
皿いっぱいに盛られたた松茸。
焼いて食べ、生でも食べ…。あ、揚げたのも食べました。
松茸だけでお腹がいっぱいになるくらい、松茸を食べてしまった～！
どういういきさつかと言いますと、日本からのお客様をお迎えする
韓国側の社長さんが、そのお客様にどうしても松茸を食べさせて
あげたいということで、ありとあらゆる限りの松茸採集なさる人たちに
電話をかけまくったんだそうです。
…が、松茸というのは10月に本格的にとれるものだそうで、
この時期にはまだない、という返事ばかり。
昨日が7日（月）ですけど、6日の夜まで「ない」という返事ばかりで
社長さんも諦めかけていたのが、なんと昨日、7日の明け方に
「見つけた！」という連絡が。
韓国では、
「その年、初めての松茸は、神の啓示がないと見つからない」
と言われているそうですが、それこそこの時期に松茸を発見することは
超奇跡的な出来事なのだそうです。
ともかく、そのおかげで通訳をしていた私までその恩恵に預り、
人生でこんなに松茸を食べたのは初めて、というぐらい食べまくって
しまいました。
日本のからのお客様ももうびっくり！でしたが、その量のすごさには
本当に驚いて、「これは写真に収めねば！」と皆さん、カシャカシャ。
松茸を準備してくださった韓国側の社長さんは、過去に松茸を
日本に輸出された経験もあるんですが、多い時はなんと一日に2トンの
量を出荷されていたのだとか…。(((゜Д゜；)))
10月になって松茸が多量にとれる時期になったら、
私にもプレゼントしてくださるという、ありがたいお言葉。
ともかく、今年、韓国全土で松茸を食べたのは、たぶん私たちが
初めてだそうですよ。
すごいでしょ～？！
…と、自慢したいわけではなく、それよりは「神の啓示がないと
見つからない」と言われているものに自分が出会えてしまったという
のが「すごいなあ」と。
今年後半、なにかいいことあるかも…ですね。
（すでにこれがいいことやろ！って。(^_^;)）
松茸を焼いて食べたお店は、別に松茸屋さんとかではなく、
牛肉料理の専門店。
特に、「육전（肉煎/ユクジョン：薄く切った牛肉に、小麦粉のころもを被せて、
フライで焼いたもの。宮廷料理の一種」が専門で、私も初めて食べたん
ですが、美味しかったですね。
※写真の奥のほうの、鉄板の上に乗っている黄色いころもがついた
のがユクジョン。
写真手前の生の牛肉は、牛一頭をおとしてもこれだけしかとれない
ものすごく貴重な部位の肉だそうで、こちらも最高級のお肉なんだとか。
韓国側の社長さんのお友達が、この料理店の店主さんというわけで、
友人のお客さんをもてなすために最高級の料理を準備してくださいました。
ふだんはビジネス通訳って、どんなに美味しい料理が目の前にあっても、
食べれないんですよ。
なにしろ、日本人側が話す時も、韓国人側が話す時も、ずっと
通訳してないといけないんで。
食べる暇ないんです。
ビジネスの接待の場というと、いつもとっても珍しい、美味しい料理が
ズラーってことも多いんですが、食べられない。
でも今回は、日本からのお客様一行のうちに、韓国語が上手な方が
いらっしゃって、私一人に通訳が集中せず！！
というわけで、このムチャクチャ貴重なご馳走を、私もお腹いっぱい
食べることができたのでした。(｡>ㅅ<｡)
ちなみに、もう一つ松茸情報をお伝えするならば、日本だと
松茸の笠がほぼ開いてないものを「最上」とするではないですか。
実は、笠がある程度、開いているもののほうが味はいいんですって。
笠が開いてないものを日本ではAランクとし、上の写真にある
ような松茸はＣランク扱いらしいのですが、味はＣランクのほうが
絶対美味しいということですので、お試しあれ。
韓国、今年初の松茸をご覧になることで、皆さんにも
幸運がやってきますように！о(ж＞▽＜)ｙ ☆
（まき）
