おお!『魔法の時間旅行』が出てきましたね!ふふふ。さすが、かずこさん。得意げ

シンクロ現象というものかもしれませんが、私もつい最近、この『魔法の時間旅行』シリーズのうちの1冊を買いました。きっかけは何かというと、先月、教保文庫で見つけた、『日本人の小学生に英語を100%マスターさせる法』という本。(鵜沢戸久子/フォレスト出版)

ソウルの教育ママ-『日本の小学生に100%英語をマスターさせる法』

実は、私が韓国語をマスターするにあたって、一番効果が大きかったのが「CDのかけ流し」という方法。この方法のおかげで、日本にいながらにして韓国語の基本日常会話はマスターして韓国に来たおかげで、韓国ライフが初めからとても充実したものとなりました。

あとで、この方法が早期教育で有名な「七田式」の右脳バイリンガル法の基本であったことを知り、子育てにも七田式を自己流に取り入れて実践した結果、子どもたちもおかげで韓・日のバイリンガルに育っています。(英語は、この二つに比べると読み、書き、文法レベルが主で、会話レベルはかなり落ちます)

それで、これまで「赤ちゃん、幼児の時から日本語や英語のCDをかけ流しておくといいよ」と周囲のママさんたちにも薦めてきたのですが、『日本人の小学生に英語を…』を読むと、なんと小学生でも1日10~15分のCDのかけ流しで、十分に英語回路が脳にできるというではないですか!!

秋までは、長女、次女共に英語塾(韓国語:英語学院/영어학원/ヨンオハグォン)や家庭英語学習教材に取り組んでいたのが、2人とも辞めてしまったので、「家で英語をなんとかできないかな~」と思っていたところにこの情報!

同著によると、低学年の場合、『ジャックは豆の木』などの童話を、高学年であれば『ハリーポッター』など、その子が日本語で読むレベルの英語をかけるのもいいとあって、長女は『ハリーポッター』が好きなので探したのですが、英語のCDが見つからなかったんです。

それで、教保文庫に出向いて、「何かCD付きのおもしろい英語の本ないかな~」と思って探して見つけたのが、この『魔法の時間旅行』(日本では、『マジックツリー・ハウス』)だったのです。

CD付きのとそうでないのがあり、CD付きは数冊しか店頭に置いてなかったんですが、その中で女の子が好きそうなユニコーンものを選んでみました。

同じCDを半年ぐらい繰り返し聴かせるのがいいということで、早速、その日から一日のうちで(お母さんの)気が向いた時間にCDのスイッチを入れ、1日最低10~15分、耳から英語が入るようにと心がけています。

少し前だったら、英語のかけ流しをしようとすると、「英語聴かなくていい!」とか反発したりもしたんですが、お2人とも今回の期末試験でも英語のできが他の科目に比べて低かったため、本人たちが危機感を感じるのか、今回のかけ流しは何の反発もなし。おかげで、私も毎日、同じストーリーを聴いています。

このCDのかけ流しは、大人にも圧倒的に有効で、私自身、韓国語もそうですが、長女を生んでから七田の『パルキッズ』という英語教材を子どもに聴かせるために、1日1~1時間半CDをかけていて、結局は私の英語の聞き取りが非常によくなったという体験があります。

私は何でも三日坊主の怠け者なので、(のわりには、このブログ頑張って書いてます)だいたいCDのかけ流しも、自分のためには3日以上続きません。なので、子どもがある程度大きくなってからは、私自身のためには、年に数回、思い出した時に高速英語教材を聴いたり、英語のドラマをつけっぱなしにしていたり、こういう子供用CDを聴いたりするんですが、それだけでもかなり耳がよくなります。

そしてこの方法の面白いところは、インプットしている段階ではよく分からないんですが、一度アウトプットしだすと、「あれ~、私こんな表現知らないはずなんだけど!?」と、自覚的には知らない単語や表現を勝手に聞き取っていたり,話したりするという現象が起こるんですよね。韓国語はまさにこれでした。最近は、英語がちょっとそうなりつつあります。

あと、私は自動書記みたいに韓国語がスラスラ書けるようになったりしました。(ちょっと怖い…(^_^.)?)

…が、もちろん、CDのかけ流しだけで韓国語ができるようになったわけではありません。ここらあたりは、また「バイリンガル法」として別に書きたいと思いますが。

最近、日本でとっても本が売れている苫米地英人さんなんかは、「英語は日本語を介さずに」とおっしゃっていて、そういう主張の方も多くいらっしゃいますが、私個人の経験上は、「日本語で意味が分かったほうが早いなあ」という感じです。

ただ、私は、これって人によって違うんじゃないかと思っています。意味が分かって、場面を「絵」として描けるほうが理解が早いような気がするし、そうであるならば、母国で意味を理解しちゃったほうが効率的じゃないかと思ったりしますが、まあ、専門家じゃないので分かりません。

でも、私みたいに自己流の独学でも語学マスターは十分にできますし、(私は、韓国語に関してはいっさい語学学校とか行ってません)それでも、職業として通訳、翻訳とかしてますから、語学ってのは「やればできる」ということは自信を持って言えます。(通訳や翻訳のレベルを言い出すと、母国語の国語力のレベルが重要になりますけどね)

「韓国生活けっこう長いんだけど、なかなか韓国語が上達しないのよね~」という方は、ぜひCDのかけ流しやってみてください。日本で、「来年こそは韓国語マスター!」と気合を入れている方々にももちろんオススメです!特に、日本の方は「東方神起」とか「少女時代」とか「BIG BANG」とか、自分の好きな歌手たちの歌ってのもいいですよ。ポイントは、超繰り返しかけておくことです!!(^o^)丿

私は、当時流行っていた(世代がバレル!)이문세(イ・ムンセ),변진섭(ビョン・ジンソプ),권인하(クォン・イナ),김민종(キム・ミンジョン)の歌とかずいぶん繰り返し聴きました。当時はさっぱり意味が分かりませんでしたが、後になってみると韓国語の発音とかフレーズとかがちゃんと頭に入っていて役に立ちました。それ以前に、まず、意味が今ひとつでも韓国語で歌が歌えるってのは重要です。(でも、今は全部ネットとかで意味とか分かっちゃうことが多いんでしょうね~。いいですねえ)


『魔法の時間旅行』に戻ると、私はやはり、内容が分かったほうがイメージしやすくて英語を理解しやすいのではと思い、韓国語版も買ってきました。英、韓、日と揃えておくと、家庭でのバイリンガル、トライリンガル教育にいいかもしれないですよね。(まき)



◇MAGIC TREE HOUSE #36 『Blizzard of the Blue Moon』
 마법의 시간여행 36 『멀린의 유니콘을 구하라! 』 (비룡소)
 (魔法の時間旅行36   『モーリーンのユニコーンを救え!』)
 マジックツリーハウス22 『ユニコーン奇跡の救出』 メアリー・ボーブ・オスボーン


$ソウルの教育ママ-英語版:『ユニコーン奇跡の脱出』

$ソウルの教育ママ-韓国語版:『ユニコーン奇跡の脱出』

ソウルの教育ママ-日本語版:『ユニコーン奇跡の脱出』