命とは・・・
「自分で使える時間」
これは、90歳を越えた現在でも、現役で医者をされている
日野原重明先生が、小学生たちにしている「命の授業」の中での言葉です。
勿論、生きるためには、臓器が動いていなければいけない。
しかしそれは、最小限の「命」で、「生きている」だけだとしたら、
それは医学的に生きているだけで、
人間として「生きている」のとは、ちょっと違うかな、とも思ってしまう、と。
そして、日野原先生は
「命とは君たちが使える時間のことだよ」
と子供たちに説明するそうです。
いわゆる、「医学的に生きている」のではなく、
自分で使いたいように使える時間こそが「生きる」ということだと
先生は教えているんですね。
そうすると、人の命を無視するような考え方、時間の使い方は
間違っていると理解するようになるんだそうです。
最初聞いた時に、なんてステキな言葉なんでしょう
って、感激したことを覚えています
そして今、イヤシロチの件で、色んな方々に相談をしている自分が
相談にのってもらう時間、そして先方に考えてもらう時間という
相手の貴重な命(時間)をもらいながら事を進めていることを痛感し、
感謝する日々です。
相手の命(時間)を提供してもらっていることに感謝しつつ
その行為を無駄にせず、「命(時間)を使って良かったなぁ~」
と思ってもらえるように、精進していきたいと思います