人生は小さな選択の積み重ね
「確かに人間は過去の産物である。
けだし、本人が選択しない限り、
過去の犠牲者にはならない」
これは、アメリカの精神科医、ウイリアム・グラッサー博士
が提唱している「選択理論」の中の言葉である。
選択理論とは・・・
「人の行動は外部の刺激による反応ではなく、
自らの選択である」
という、「内的コントロール理論」。
例えば、感情のコントロールで難しいのが
「怒り」ですよね。
その際、
顔に出す。
態度に出す。 など
という事は、その"行為を選択"している。
いわゆる、
顔に出さない。
態度に出さない。
という選択も出来るわけですよね。
そういう意味で、
人間は、小さな選択の連続の上に、
成り立っている、という事です。
そうですよね。
何を(どっちを)選ぶかによって、その人の行動、環境、
そして、人格までもが形成されていくんですもんね。
っで、冒頭の言葉ですが・・・
例えば、
今までうまくいかなかったから・・・とか
ついつい「過去」のせいにして、
出来ない言い訳に使うことってありますよね。
でも、過去がそうだったからといって、未来がそうとは限りませんよね。
むしろ、未来は選択できて、これから創っていくものなのに、
「過去」を選択し続けているのは、本人なんですよね。
「過去」はあくまでも「過去」であって、
それ以上でも、以下でもありませんよね。
この理論、一見当たり前のように感じると思いますが、
自分自身の一つ一つの選択を、
注意深く、そして客観的に観察してみて下さい。
また違ったステージに行けること間違いなしです