きよしこの夜の逸話
今から180年以上も昔、オーストリア ザルツブルグ近郊の小さな村、
オーベンドルフでのお話。
「もうすぐクリスマスだというのに、村の小さな教会のオルガンが壊れてしまい、
困ったモール神父は、小学校の先生に頼み、自作の詩に曲をつけてもらいます![]()
その年のクリスマスに神父のギター伴奏で、一度だけ唄われたこの美しい曲は、
オルガンを修理した職人によってチロル地方へと伝わり、その後ドイツを経て
世界中へと伝わりました。
その歌が今では誰もが知っている「きよしこの夜」なのです。![]()
これは、版画家である笹倉鉄平さんが、その逸話を知り、
何度も「きよしこの夜」を聴きながら描きあげた作品に添えられていた
お話です。
なんか、素敵ですよねぇ~![]()
今日、笹倉鉄平版画ミュージアムに行ってきました![]()
場所は、小田急江ノ島線の桜ヶ丘から徒歩5分くらいのところにあります。
http://teppei.s-hanga-museum.com/
入場券代わりのポストカードをいただいて、ミュージアムの中に入るのですが・・・
平日の昼間ということもあり、お客さんは、なんと、私と娘の二人っきり![]()
ミュージアムの方もとても親切で丁寧に絵のストーリを聞かせて下さいました。
笹倉さんの作品は、とても温かく優しさが伝わってきます。
- 今回の展示作品の中には、「隠し絵」があったり、
- 外から見た窓の中の様子を想像して書かれた絵があったりと、
- とても遊び心いっぱいの作品展でした。
ミュージアムの雰囲気も、とても静かで、リラックスムードたっぷりでした。
とても心地の良いひと時に感謝です![]()
毎月作品が入れ替わるということなので、月に一度は訪れようかと思っています。
(しかも、入場券代わりのホストカードも毎月変わるとの事
)
美術館は、心が疲れた時や、心を鎮める時にはうってつけですよね![]()
あの、何ともいえない静けさの中に沈んでいく感じ・・・・
ん~ん・・・落ち着きます![]()
近所の美術館や、ギャラリーなどへ出かけて見ませんか![]()
きっと、新しい発見が出来て楽しいですよ![]()
