「国家の品格」 | 琉球娘のココロ・カラダ喜ぶろぐ

「国家の品格」

最近話題の著書

「国家の品格」(藤原正彦著:新潮社出版)を読みました。


国家の品格/藤原 正彦

いやぁぁぁ~・・・考えさせられますねぇ~。
少し極端な言い回しの感もありますが・・・
自分自身、最近のニュースを見たり聞いたり、
そして現実に自分の周りで起こる色々なことに対する、
なんとなぁ~く感じていたちょっとしたズレを
"言語化してくれてる本"とでも言えばいいのでしょうか・・・

「なぜ人を殺してはいけないのか・・・」

"ダメなものはダメなんです!!"

っていうフレーズなんかは、正におっしゃる通りだと思います。


やはりそれには、道徳観、人や自然に対する畏れや尊厳の心などの

感覚を持っている事が前提になると思いますが・・・


現代は、効率性、論理性を追及するあまり、

"情緒"や"惻隠の情"等が二の次になってしう傾向が見受けられ、

「法律に触れなければ何をしてもいい」というような極端なこと

になってしまいかねない。


この忙しない、そして閉塞感のある社会で見失いがちな"大切なモノ(コト)"を

改めて考える機会をいただけた一冊でした。


是非!! ご一読下さい♪