終戦記念日
今日は、60年目の終戦記念日ですね。
沖縄出身の私としては、終戦記念日というよりは、「慰霊の日」(6月23日)
を重んじるところがあります。
(沖縄では「慰霊の日」は祝日になっていて、
多分、他の県より祝日が一日多いのではないでしょか・・・)
幼少の頃は、12:00になるとサイレンが鳴り、それに合わせて
戦没者に合掌で黙祷したものです。
(実は、今でも、慰霊の日になると、沖縄の友達から「今日は慰霊の日だよ」
という連絡があるので、東京の空の下で、こっそり黙祷をしています)
6月23日の時点で、既に、実質的な戦闘能力は衰えていたにも関わらず、
引き際を見失っている間に、原爆の投下が行われ、
降伏せざるを得ない、致命的な痛手を受けてしまったのですよね・・・
6月23日の時点で、日本が降伏していれば、もしかしたら、
長崎、広島の犠牲者は出ずにすんだかと思うと、
引き際の難しさ、重大さを感じて、どんな事情があったにせよ、
犠牲者の方を思うと、心が痛みます。
記念日の意味は、その日一日でも、そのことに対する造詣を深め
戦争の無意味さ、平和の尊さを少しでも感じ、次の世代のために、
何が出来るのか(残せるのか)、を思う日であるように思います。
人類すべてが、平和でありますように・・・と祈るのみです。