いろいろ、いろいろ、
自分のなかをみてみたくて、
自分を感じたくて、
まとまった時間はとれないけれど、
一日のなかに、
自分をみつめる時間をちょこちょことって、
過ごしていた。
大きな地球にのる、
小さな自分を、
小さな自分のなかを、
感じていた。
以前、
董立ちした人参さんの白いお花を、
爽やかで可愛いと想った。
その後びっくり、薄紫のお花をみつけた。
掘ってみたら、紫人参さんがいた。
紫人参さんのお花は、白でなく、
薄紫だと初めて知った。
みんなみんな、
それぞれの色、それぞれの形の花を
咲かせるのだな…と想った。
知っていたはずの、
ただそれだけのことが、
途方もなくすごいことに、
途方もなく素晴らしいことに
感じられた。
目につく花々のなかに、
花をつけることなく揺れていた、
小さな、枯れかけた葉もあった。
その葉の揺れも、
途方もなく愛おしく、
愛おしく、
ただ愛おしく想った。