つらい体験と、
その体験を理解するまでの間に、
タイムラグがあること。
それを、私はながらく、
苦しみだと、感じていました。
けれど。
それすら恩恵だった…
あるとき、うっすら、
そう感じ始めたわたしがいました。
そして、今。
それこそが恩恵だった…とさえ、
感じ始めているわたしが、います。
わたしの世界の視え方が
一気に変わっていくような、
不思議な、まだ言葉にし難い気持ちと、
今、ともに在ります。
生きていてよかったのだ、と、
わけがわからないときも、
そのときの流れのなかに
何もわからないままに
身を置いてきてよかったのだと、
安堵しているわたしが、います。
「あのときのわたし」のこたえも、
「今のわたし」のこたえも、
いつか必ず、わたしが受けとるから。
すぐにはわからなくても、
必ずわかるときがくるから。
安心して、わたし。
そして、
安心しながら、心して、
わたし。
なにもかも、
ここまでこられて、
よかったの。
ありがとう。
ありがとうございます。