この地域に越してきて、2年近く。

 

越してきた当初から、時々、三毛猫さんに出会うことがありました。

この辺りを縄張りにしている猫さんでしょう。

 

その三毛猫さんが可愛くて、私の目はハート!

離れたところから私をジーっと見る姿は、しっかり私に探りを入れている感じだったけれど、

そこがまた可愛くて、勝手に、「◯◯さま」とお呼びしていました。

◯◯さま、可愛い!!

 

でも、◯◯さまとの距離が少しだけ縮まったある日、私は見てしまいました。

◯◯さまは、左のお耳を、怪我している。

お耳、一部、切れちゃってる!

 

◯◯さまーーーーー!涙涙涙

 

私はそのことを、猫を愛する友人に伝えました。

すると、友人は、「保護された猫かもしれないよ」と。

早速調べましたら、「さくらねこ」という猫に、ほぼ間違いないことがわかりました。

 

 

そうだったんだ、◯◯さま。。。

 

いろんな気持ちが胸に押し寄せてきて、涙が止まらなくなりました。

距離を縮めてきちんと座り、私をじっと見つめてくれた◯◯さまの瞳が、忘れられなくなりました。