日本はツーリストフレンドリーじゃない。
日本はツーリストフレンドリーじゃないよね。
先日トーストマスターズクラブのランチ忘年会に飛び入り参加したオーストラリア人のトーストマスターズクラブ会員の男性。席が前だったので沢山おしゃべりできたんだけど、彼日本についてまだ二日目なんだけど、マリオカートに乗ったりして結構満喫している様子だった。
でも話していたら新宿で迷子になって1時間もうろうろしちゃった、など結構苦労してたみたい。
Googleマップや翻訳機能などバリバリ使いこなしててもそうなんだぁって話してたら。やっぱり誰かに聞かないとわからないこともあると。
ランチ忘年会の参加者は全員英語が話せるから、まあトーストマスターズクラブなんで当たり前なんだけど、と前置きしたうえで、日本人がこんなに英語が話せる人がいるとは考えにくいとも言っていた。道を尋ねたくても日本人は避けるように逃げていくし、誰が話せるかわからないからやたらと声をかけにくいと。
大都会東京でさえツーリストフレンドリーじゃないよねぇ。 という彼。
それに対して、おそらく大都会だからなのかもね。田舎のほうが言葉が話せなくても人はもっと興味を持って接してくるんじゃない? などとフォローしつつ。
じゃあどうしたらツーリストフレンドリーになれると思う?
という話になった。
まず駅のホームにコンシェルジュ的な道案内がいるといい。誰からもこの人はコンシェルジュってわかる服装で。
それは日本人にとっても助かるよ~。東京は日本人でも迷うよね~。
すべてが機械化、電子化になって人とのかかわりがどんどんなくなって、せっかく日本に来たのに日本人との交流、せめてスモールトークでも人とつながることは大事と言っていた。
そうだよそうだよ。おばさんはよーくわかるよ~それ
昔、20年くらい前のこと、やはりオーストラリア人の女性とこんな話をしたことがある。
日本人は英語を話せないっていうけど私達のコミュニティーには英語話者がわんさかいるんだよね~。
でも彼らは英語を使う機会がないから、わざわざそういう機会を探しにボランティア活動をしたり英会話スクールに通ったりするんだけど、実生活で役に立つ場が欲しいよね~。と話してた。
そして、何かわかりやすいバッジのようなものを作ったらどうかな?
例えば 「English OK」、「Chinese OK」、「Korean OK」、「Spanish OK」 のように話せる言葉のバッジをつけて街を歩くの。
そうすればそのバッジを見た旅行者が気軽に話しかけて助けを求められるじゃない?
これはこの言語を実生活で役に立てたい日本人にとっても嬉しことなので報酬は払う必要ないし、わざわざどこかに出勤することでもない、気が進まない時はバッジを外せばいいだけ。
これを国や自治体が認めた人にだけ配布するという方法なら安心して声をかけやすいし。
などと話したことを思い出した。
名案だと思うんだけどなぁ。
こういう話はどこへもっていけばいいのだろう?