
シンプルクリーム お手軽度★★★
このクリームは乳化なし、シンプルでとても簡単です。ヘアケア・顔・手・全身に使えます。
オイルといえば栄養価に注目しがちですが、ぜひ性質にも注目してみて下さい。
今回は乾性オイルにしたので、サラサラしてスーッと肌になじみます

べたつかないので、とても気持ちがよいです。オイルは目的に合わせてブレンドしてみても◎
ヘアケアには、タオルドライ後に毛先中心になじませて下さいね。
ミツロウを減らせば、プッシュ式の乳液の容器に丁度良い固さにもできますよ。
※ 乾性オイル…肌に馴染みやすく、サラッとしています。
半乾性オイル…セサミオイルなど。ブレンドすると少し肌に残る感じがします。
不乾性オイル…キャスターオイルなど。浸透しずらいのでリップ用品に最適。
少量加えるとしっとりが持続しますよ。
精油をティーツリー・ラベンダーなどにしておくと、
お子さんや誰かが怪我や火傷をした時につけたりできて便利ですね

豆知識ですが、よく怪我の治りが早くなるオイル◯◯と紹介されていますが、
基本的にオイルには全てにその働きがあります。
よく採れる地域でそれが使われ、その土地ごとに知恵として伝わったようですね。
―使用する器具―
5ccスプーン・容器・撹拌棒(爪楊枝OK)・消毒用アルコール
―今回のレシピ―
●ホホバオイル 5cc
※ホホバは元々農薬がいらないので、オーガニックでなくとも無農薬が主流なんですよ

皮膚刺激を考え、栄養価を壊さず精製した高品質なオイルがおすすめ
●オリーブスクワラン 5cc
※皮膚に酸素を取り入れる働きに優れています。スクワランは深海鮫の肝油、こちらはオリーブ由来です。働きはスクワランには劣るそうですが、こちらもおすすめ
●ミツロウ 8粒
※不純物が多いので、栄養価を壊さず精製した物がおすすめ
●天然アロマ精油 1~2滴
-作り方-
①手や使用する容器・器具を全て消毒します。
②耐熱容器にオイルを入れ、軽く湯煎にかけます。
ガラスのクリーム容器ならそのまま使えて便利です。
(レンジを使いたい方は、蜜蝋が溶けたらすぐに取り出すようご注意下さい)
③蜜蝋が溶けてから100回ほど混ぜあわせ、粗熱が取れたらお好みのアロマ精油を入れます。
④容器に移して完成です。
※乳化剤を加えていないため完全には混ざりませんが、お肌に極力負担のないやさしいクリームです。