ピーくんには、どうしても欲しいものがある。
宣伝部長の肩書きを使っても、手に入れられなかったものがある。
ピーくんのお腹のボタンは、優しくなでるといいことがあるかもと言われている。
そのボタンを自分でなでて、欲しいものが手に入るように願掛けするピーくん。
どうしてもこのタオルが欲しいピーくん。
そんなピーくんに、チャンス到来かも?
ピーくんが欲しがっていたタオルを手にして撮影![]()
ピーくんが嬉しそうにしているのが伝わってきました。
この直後、ピーくんはこのタオルで頬の汗を拭き始めました。
ここまでは、タオルを貸したスタッフさんも笑って見ていました。
汗を拭き終えたピーくんはタオルを小脇に抱え、
タオルを小さくまとめ始めました。
タオルを貸してくれたスタッフさん、ピーくんが何を思っているかすぐに察し、
「ピーくん、それ私のタオル。返して
」と取り返しました。
「タオルには、ぼくが描かれてますぅ」と、主張するピーくん。
ピーくんが描かれている→名前が書いてあるも同然→だからぼくのもの
らしい。
ピーくんがこのタオルを手に入れられない理由。
それは東京マラソンで走った人だけが手にできるタオルだから。
「早くステージに戻らないと、おともだち待ってるよ」
タオルを手に入れられずいじけたピーくんは、
自分に合うイスを探しているフリをして見つけた小さなイスに座り込み、
タオルを取り返したスタッフさんを困らせます。
しかし、スタッフさんの方が上手で、
「ピーくんがそこを動かないなら、次の休憩用にってピーくんが並べていたコロッケパン、
私が今から食べてくるから、ピーくんはそのまま座っていてね」と言います。
即座にピーくんは立ち上がり、ステージへと向かったのでした。







