出産後に思ったことの一つは、我が子は私の中のあらゆる不調を吸い取って浄化して可愛い塊立ち上がるになって出てきてくれたんだなってこと。

 

 

よくネットでは妊娠出産がいかに壮絶か、産後どれだけ体がボロボロになったか、とかが書かれていることが多い。(そりゃもちろん大変ではあるんだけど、体が弱めな高齢出産の自分でさえちょっと大袈裟すぎないか、と思うことは多々ある)

 

 

出産前は想像しなかったけど、出産することで意外と健康になるという部分も確実にあることを最近実感している。それを昨日ネット記事を見ていて思い出した。

 

 

 

 

自分自身で感じるのは、とにかく生理痛がなくなった。

 

私は思春期からずっと生理の量と痛みがひどく、日本でもアメリカでもいろんな婦人科で診てもらったが、これという病気もなかった。ある先生には「子宮の出口が出産後に広くなって経血が出やすくなるから、出産したら生理痛治るかもしれない」と言われていた。

 

だから、出産にちょっと期待していたのだが結局は予定帝王切開に。

 

帝王切開じゃ子宮の出口広がらないじゃん!残念泣き笑い!と思って、出産による生理痛の改善は諦めていた。それどころか子宮切ってるわけだし、ますますひどくなるかも不安と再開に怯えていたくらい。

 

結果としては、前述の通り痛み止め必須だった生理痛が、再開してから2回とも一錠も痛み止めを飲まずに済むようになりました。なんだかすごい!!!

 

 

あと、昔から胸が張りやすく、その痛みが30代中盤ではかなりひどくなっていて、ブラをつけるのもしんどくて病院に行ったくらいだったんですが(CTやら色々やったけど、これも特に病名はつかなかった)、出産して授乳をしているといつの間にかスッと消えてなくなり胸も柔らかくなった。不思議!!!

 

 

あの痛みはきっと出産しろ!とか仕事のストレスが過多でホルモンバランス狂ってるぞ!痩せすぎだぞ!という体からの叫びだったのかも……不安

 

 

あとこれは体の問題ではないのですが、出産して憑き物が落ちたような、呪いから解けたような気がしています。これは元夫に対する恨みからの解放とでも言いましょうか。

 

 

元夫には20代から30代はじめの時間を捧げたけれど、不倫されて離婚となりました。

もし出産できてなかったら、心のどこかでずっと恨み節が消えなかったと思うんです。あいつに無駄な時間を費やしたせいで出産適齢期逃したやんけちょっと不満……みたいな。

 

 

今も元夫のことは嫌いだし、会いたくも話したくもないけど、可愛い息子の顔を見て毎日忙しくしているうちにかなりどうでもよくなりました。亡霊にとらわれずに未来に生きようという気持ちが強くなったというか。

 

 

と言うわけで、体の不調を改善し、過去の呪いから解き放ち、毎日可愛い笑顔をプレゼントしてくれる我が子には本当に感謝しかありませんハイハイ

 

 

こんなお母さんの元に来てくれて本当にありがとうね。

前向きに頑張るよ。

一緒に幸せを作っていこうねうさぎのぬいぐるみ