淡々と続けて気付いたら・・・♪ | ハッピーミュージック初心者の方のためのピアノ教室 千葉県市原市 (辰巳台、菊間、大厩、五井)

ハッピーミュージック初心者の方のためのピアノ教室 千葉県市原市 (辰巳台、菊間、大厩、五井)

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菊間、大厩、五井、ちはら台からも来られています

ピアノが初めての小さいお子さんから、保育士を目指している生徒さんまで、幅広く教えています

ピアノの先生になりたい方のサポートもしています

みなさん、こんにちは。

 

 

ピアノの進み具合は

 

 

早いから良くて

 

遅いから悪い

 

なんていうことは全くありません。

 

 

(練習しないために進みが遅いのは論外です。)

 

 

 

ずっと、淡々と

 

言われたことをそのまま

 

素直に練習していた生徒さんは

 

こんな感じで進んで行きました。

 

 

 

幼稚園年中さんぐらいの時に

 

ピアノに通い始めて

 

現在は小学校5年生の生徒さん。

 

 

小学校に入ってから

 

厳しくて忙しいと言われている

 

スポーツチームで頑張りながら

 

ピアノは淡々と続けていました。

 

 

週末や休日は、いつも試合が入って

 

普段は夜に練習があるので

 

(発表会もなかなか出られない状態)

 

 

身体が疲れて練習できない時は

 

無理しなくていいよ。

 

一緒にレッスンで練習すればいいから。

 

ということを伝えていましたが

 

 

そんなに練習できないことはあっても

 

1週間全く練習して来ないということは

 

ほとんどなかったように思います。

 

 

片手を骨折しても

 

レッスンに来ていました。

 

(無事な方の手だけ練習を続けました)

 

 

できる範囲で、特に無理せず

 

何年も淡々と続けてきた印象です。

 

 

最近、今の教本が終わりそうになってきたので

 

次はどの本かな?と考えたら

 

 

バイエルシリーズが終了で

 

次に進むのは「ブルグミュラー」

 

 

「あれ!?いつの間にかバイエル終わっちゃったね。」

 

と、気付いたらいつの間にか

 

上達していた生徒さんに驚きました。

 

 

振り返ってみると

 

 

いつも同じように

 

同じペースで

 

力むことなく焦らず淡々と

 

歩み続けてきたのでした。

 

 

怠けるでもなく

 

早く進みたいと焦ることもなく

 

今の自分の能力にできることを

 

出来る範囲で

 

ちょっと余裕を持って

 

ずっと継続していく

 

 

こういう進み方もあるんだな

 

いいなぁ・・・。

 

と、個人的に感じました。

 

 

無理せずに余裕を持ってやる

 

というのは

 

 

練習を怠っているのではなくて

 

 

例えば、ある日のレッスンで

 

片手だけ練習してきて

 

という宿題を出したら

 

 

言われた通りに

 

片手だけ、ずっと練習してきて

 

片手をスラスラ弾ける状態になって

 

レッスンに来るのです。

 

 

次は、レッスンで一緒に両手の練習をしますが

 

 

片手が完璧なので

 

レッスン中に、そこそこ両手で弾けるようになります。

 

 

じゃあ、次までに

このままゆっくり両手で練習してきて

 

と宿題を出すと

 

 

ずっと、同じゆっくりペースで練習してくるので

 

ゆっくり完璧な状態になってレッスンにきます。

 

 

次のレッスンでは

 

「じゃあ少し速く練習しよう」

 

ということになり

 

レッスン中に、少しずつ速度を上げて練習します。

 

 

土台がしっかりできていると

 

大抵は、レッスン中に

 

どんな速度でも

 

スラスラ弾ける状態になるので

 

 

遅くても3回で合格!

 

 

能力がついてきた時には

 

 

片手の練習はレッスンで数回弾いたら

 

弾けるようになってきたので

 

 

1.両手でゆっくり練習

 

2.強弱付けて速度も上げて練習

 

 

こんな感じで2回で合格していました。

 

 

進んで行く度に、少しずつ難しいリズムや

 

難しい弾き方が出てくるのですが

 

 

レッスン中に理解してお家に持ち帰るので

 

レッスンの時と同じようにお家で弾くだけで

 

1週間も弾き続ければ

 

スラスラ弾けるようになっています。

 

 

そして、同じ練習を

 

毎日少しずつやっているせいか

 

 

1度、出てきた事や

 

注意されたことは

 

次には、言われなくても

 

できるようになっています。

 

 

早く合格しよう!!と力んで

 

いきなり無理な練習をしてくるよりも

 

進み具合が早くなるのです。

 

 

ピアノは、1つのことを

 

完璧にできてから

 

 

次の練習に入ると

 

とても楽なのですが

 

 

大抵の生徒さんは

 

早く合格したい!

 

という気持ちが先立ってしまうため

 

 

片手でスラスラ弾けるように

(指や手の形を意識して)

 

という宿題を出しても

 

 

両手でできました!

 

と、片手の練習は少しだけで

 

すぐに両手の練習をしてしまうのです。

 

 

いきなり難しい事を

 

無理してやろうとするために

 

 

結局は

 

音が間違っている

 

リズムが違う

 

手指の形が良くない

 

・・・・・・・・

 

と、あもこれも中途半端になり

 

なかなか直らず、合格できず

 

凹むことになってしまいます。

 

 

早く進みたいと思っている生徒さんは

 

 

この生徒さんのように

 

早く合格しようと欲を持たず

 

 

今、自分の能力に合った練習を

 

一度はできるようになっても

 

数日間、続けて練習する

 

ということをやってみて下さい。

 

 

ピアノの上達は、急がば回れです!