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20時45分にブログアップのHAPPY親子塾の浅賀です。
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【学力を高める土台づくりとは?】
子どもたちは、同じように9年間学校で毎日授業を受けます。
しかし、学力は0点から100点までの差となって表れます。
どんな違いがあるのでしょう。その原因は何なのでしょうか。
授業中で言えば、集中力の違いがあります。授業中の意欲や聞く力、書く力、考える力、判断する力、思考工夫する力、話し合う力、表現する力、主体的に取り組む態度など、さらに、各校の通知表にはどんな観点が書いてあるのか具体的な観点が表記されています。
これらの力や観点は、「やれ」といってできるものではなく、それまで生きてきた中で身につけるべきことです。
資質や能力の評価方法は、年齢に応じて変わっていますが、生まれてからの親子の生活の中で学んだり、身につけたりして来るのは確かです。
その力を幼稚園や保育園で少し能力としてまとめたり、共通の学習内容を通して伸ばしたりして小学校に入学してきます。
このときには、既に個人差となって顕著に表れています。しかし、学習の効果はもちろんあるわけで、私たち教師は、学力を伸ばすことが最大の仕事となるのです。
しかし、この差や習慣は、小学校入学時にリセットされるのではなく、その実態の上に積み上げられるのです。
良くする話として、中学校で勉強する方程式は、方程式がわからないのではなく、途中で計算する分数の加減乗除でつまずいているために、拒否反応するかつまずいているため、方程式がわからないとなっていることが多いのです。
では、幼少期の過ごし方の何が問題なのかというと、原因は1つではないわけ
ですが、パパ・ママの幼少期の経験が左右することが多いのです。
自分が毎日家庭学習をしてきた習慣がなければ、その必要性とポイントを子どもに話をすることも管理することも十分にはできません。
よくパパが、「おれも勉強しなかったからな」という言葉を耳にしますが、やってこなかったパパはそれ以上強いことは言いません。
しかし、ママは自分のしてきたことはさておいて、子どもに勉強させないとという思いは強いので、「ガミガミ」が発生します。時には、夫婦ゲンカの原因にもなるかも知れません。
また、家でやらないなら、「塾へ行かせれば…」と貴重なお金も子どものためと覚悟を決めて塾に行かせます。
しかし、塾に行っているから大丈夫と思っていませんか?
塾でどんな態度で授業を受けているか知っていますか。
中には、遊び半分で時間が過ぎている子どももいるようです。
有名進学塾ならまだ徹底できているようですが、復習中心の場合はどうでしょうか?
このことは、塾の批判ではなく、塾に行っている子どもの意識や態度を問題にしているのです。
昔は、塾に行って偏差値をそれなりに取っている子が、学校では授業妨害をしているという時期もありました。
話が少しそれてしまいましたが、それでは、大切な時期、成長著しい時期である保育所や幼稚園の子どもの実態はどうなのでしょうか。
私は、務めたことはないので正確な実態を示すことはできませんが、その中でも自分の目で見たり、本から参考にさせてもらうと次のような傾向もある
ようです。
~幼稚園・保育園から見る子どもたちの変化の特徴~
① 嫌いなこと、苦手なことはしないか、してもすぐにパニックになる。
② 失敗することに敏感で、他人から指摘されると泣いたり、わめいたりする。
③ 遊びや活動に入ることができなかったり、入っても興味が続かなかったりする。
④ 友だちとの交流がうまくできず、力で奪おうとしたり、泣きわめいたりする。
⑤ 些細なことで、あるいは理由もなく、叩いたり、ひどい言葉を言ったりする。
⑥ 基本的な生活習慣が育っていない。
⑦ 自己中心的で、他人との関係をつくる力が弱い。
※「抱っこされたり、膝の上にのったりすると安心して落ち着くことがどのケ
ースにも共通している」という。
愛情不足?をまず考えてしまいます。
子どもの顔を見ずして、スマホばかり見ているママに育てられた子どもなら
理解できます。
登園時間を守れない、服装や食事、入浴などに気を配れないとか、生活全般がルーズになっているのかと想像できます。
親の生活能力の貧困さが、結果的に育児放棄に近い状況を生み出しているのではないかとも考えられます。
その一方で、子どもたちはありのままの自分を受け入れてほしいのに、親は子どもを抱くことも少なく、自分の価値観や期待を押しつけるばかりです。
子どもは家で良い子ですが、その反動で幼稚園や保育園で荒れるのです。
最近気になる子-自分を出さない子
入園後、送ってきた親が帰ってしまうと泣いて不安を訴えるのが普通だったが、最近は泣きもせずにかたい表情をしている子どもたちの姿が目立つそうだ。そうした子どもたちは、「よい子でないといけない、失敗してはいけない」という親の呪縛にかられ、自分を出す余裕すらない。
子どもは通常、3歳前後で自我の発達が進み、「こうしたい」という自己主張をもつようになる。そして、4歳半前後で自制心が芽生え、「こうありたい」自分をイメージすることによって、したくても我慢することができるようになる。
だから、親が「あなたがそうしたいのはよくわかる」と子どもたちの欲求を受け止めたうえで、「でもね、○○は××だから、今はこうしょうね」と理由を説明して促してやれば、子どもは「こうしたい」から「こうありたい」へと目標を移し、自分の気持ちをうまくコントロールできるようになっていくのです。
生活習慣上の問題点である、遅刻、忘れ物、ゴロゴロしている、寝る時間遅い、朝食抜きなどを始め、生活に無頓着な子が増えているそうです。
これらの行動や心の状態は、子どものせいではありません。
こんな幼少期を過ごしてきた子が、生活の土台や心の基礎をいい加減な状態や育っていない状態で、どうやって小学校からの集団生活にみんなと同じように適応するのでしょう。
もう一つ確認したい言葉それは、
「子どもは最も身近な環境に適応する」のです。
ですから、私は、HAPPY親子塾において0~2歳のママに知ってもらい
たいと強く感じています。
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