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20時45分にブログアップのHAPPY親子塾の浅賀です。
子育てコーチ、教育コンサルタント、スポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチの活動をしています。

 

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『夢は諦めなければ、必ず叶う』

 

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【子どものサインを見逃すな】

 

毎年、冬が来ると思い出されるのが、教師に成りたての頃の冬、全国的に学校が荒れていたときに教師になったので、それはそれは大変な日々でした。

 

今で言う働き方改革なんぞ、当時だったらどうするのだろうかと思うほど激務。勤務時間は、15時間を超えるのが当たり前という時代でした。

 

授業は、成立せず、廊下を自転車が通ったり、牛乳パックが上から降ってきたり、教師を監禁したり、生徒にとっても学校に行きたくないと思う気持ちもよくわかる毎日でした。(詳細はこちらから。お絵描きムービー動画
https://www.facebook.com/100036717872842/videos/433761334524459/

 

しかし、生徒は休まずに我慢をしていました。昇降口や廊下でたむろする生徒もいれば、動じないでやるべきことに懸命に取り組んでいる姿がそこにはありました。

 

こんな様子を語れば、何時間でも話ができますが、生徒のみを責めようとも思いませんし、社会の一員としてどこかすべての歯車が狂っていたのでしょう。私たち教師も、親も、地域も社会も。

 

しかし、今でも私たちが子どもたちの変化を発見する上で、見逃してはならないことがあります。それは、

 

① 心身の不調を訴えること

② 些細なことに過度に興奮する

③ 周囲の人に攻撃的になる

 

 

他のことは、時代や子どもたちの変化によって変わっていきますが、家庭の状況、仲間たちとの関係を含めて、共通すること3点と思っています。

 

そして、その多くは、学校で現れる前に家庭で変化を見せています。

感情が優先するほど、家庭での心の安定が欠け、さらに反抗期が重なると一気に爆発していました。

 

今の子どもたちは、感情は同じでも、表現の仕方は違うと思いますが、それが外に向けて出る生き方をしてきたのか、内にこもる生き方をしてきたのかによって表現が異なります。

 

簡単に言えば、小さい頃から活発でたくさんの友だちもいたり、行事等でも活躍してきた子どもは、自分の中のものさしで、限度を超えると、大人の矛盾、現状の不満を含めて表現します。

昔も、行動は共感しませんが、訴えていることには、共感することも多かった

子どもの主張です。

 

どちらかというとおとなしく、内気で、自己表現がきちんとできない子は、まず、無気力になり、体調不良を訴えながら、学校に行かなくなります。

そしてすることは、ゲーム。1日に何時間もゲームをして、会話もなく、自分の心の中でもやもやしている状態です。

これが長く続くと、昼夜逆転して、起立性調節障害という病気になったりもします。

 

どちらにしても、子どもには子どもなりの理由があり、(自分でわからない子もいますが)大人が考えると、「なんだそんなことで」とか、勝手に決めつけた根拠のない理由でも、しっかりと向き合って話を聞いてあげることがまずスタートです。

 

そして、疑問や不安、矛盾などを1つ1つ一緒に解決していくことです。

その際、今までの親のしつけや生活そのものが登場します。

子どもにとっての矛盾点は、そこです。

 

よく生徒がいうことに、父と母の仲の悪さに毎日うんざりしている子どもたち。

大人はよくてなぜ子どもはダメなのかをきちんと説明されていない子どもたち。

口先だけの親の都合のいいしつけ。

子ども目線で見た、大人の矛盾を指摘します。

 

 

一例を挙げますと、たばこはよくないと学校では学んでいます。社会でも分煙や禁煙場所の拡大で我慢をしています。

しかし、子どもの前で煙りモクモクしている毎日に、子どもはどう思っているのでしょうか。

 

自分の家だと開き直った対応をするから、理解されないのです。

相手を思いやるって何だ!となるわけです。

 

ここを子どもたちは、ついてくるのです。

「結局、自分の都合のいい話しかしないじゃないか…と。何でも、子どもが悪いんじゃない。大人も認めて気を配れよ!」

男の子は母親に対して、女の子は、両親とも不満をもっていることが多かったようです。

 

子どもの心の成長過程におけるつまずきは、難しい理屈ではなく、日常生活の中からわき上がってくるのです。

そのことに、私たち教師も含めて、きちんと向き合いましょう。

 

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