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20時45分にブログアップのHAPPY親子塾の浅賀です。
子育てコーチ、教育コンサルタント、スポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチの活動をしています。

 

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親がどこを見るかで子どもが変わる

 

どこを見て、どんな声かけをするのかによって、子どもの自己肯定感は上がりもするし下がりもするのです。

 

もちろん、テストの点数に限ったことではなく、日常生活においても、子どもたちは「できないこと」ばかり指摘され続けています。

 

「片づけなさい」「早くしなさい」

「宿題しなさい」。言い出したら、キリがありませんね。

 

自己肯定感とは、自分は大切で価値ある存在だと、自分を自分で認めて自信がある状態です。

 

自己肯定感の高い人は、何事にも前向きにチャレンジしているのに対し、自己肯定感の低い人は、「どうせうまくいかない」とマイナス思考で行動を起こすことができません。

 

日本の若者の自己肯定感が低いことは国際的な調査で明らかです。

 

なぜ?の理由の1つに学校での経験や家庭の環境の状況、その中でも小さい時からのお母さんの言葉がけが関与していると思っています。

 

自己肯定感を育むには、絶対評価が必要と言われます。

 

なぜなら、他者とは関係なく、「自分が日々成長している」と知ることで私たちは自分を認めることができるからです。

 

先生も親も常に子どもたちの実態を無視して、100点からの減点法で評価してしまいます。

 

なかなか成績が上がらない子は、「ここを直すように」と言われ、ダメな面に目を向けてばかりいますから、自己肯定感は下がっていきます。

 

いい成績をとったらとったで、「もっと上を目指そう」と目標が次ら次へと降りかかってきます。

 

自分から主体的な考え方で、その過程での出来事がスモールステップとして考えられている人には良いかもしれませんが、小学生ではプレッシャーを感じるだけです。

 

さらに、次の言葉は「もっと頑張りなさい」ではダメ押しです。

 

上には上がいますから、終わりな戦いとなり、挫折という結果に陥る人も少なくないのです。

 

このように勉強に関わる大人の発言によって、子どもは自分の欠点ばかりに目がいくようになるのです。

 

かけ算九九が少し覚えられないだけで、「私、算数不得意だ」と言い出します。

 

テストでできないところがあると、「それ習っていないもん」と言い訳をします。

 

実は、このような後ろ向きな言葉によって、自己評価やセルフイメージは下がっていきます。

 

そしてこれらの言葉は、親の「マイナス評価」から逃れて傷つかないようにするための、必死の抵抗です。

 

「×がついているのは、不得意だから、習っていないからしょうがないでしょ。私が悪くはないよね…」。

 

子どもが伝えたいのは、そういうことなのです。

心の叫びを出しているのです。

 

ところが、親は子どものためと叱咤激励します。

その激励に応える子どもを見て、「素直に頑張っている」と安心はできません。

 

その叱咤激励が、自己肯定感を下げている可能性があるからです。

 

こんな話を聞くと、「うちの子大丈夫かしら」と心配になられるお母さんもいらっしゃると思いますが、一瞬にして子どもの感情がどうなのかを知る方法があります。

 

それは、私がいつも子どもと接するときに大切にしていること

「子どもの表情」です。

 

大人は、「顔で笑って心で泣いて」ということもできますが、子どもは素直です。

 

心の中で、いやだなぁと思っていることは微妙に表情が変化します。

 

 

このことは、私が38年間で身につけたことかもしれませんが、お母さんならわかるはずです。

 

だから、しっかり顔を見て話をしなければいけないのです。

口では「ハイ」と言っても、心の中は正直です。

子どもの表情に敏感になりましょう。

 

 

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