皆様、こんばんは。

毎日20時45分にブログアップの

HAPPY親子塾の浅賀です。

 

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他人との関係や集団生活をうまくやっ

ていく傾向性が社会性です。

また、他人との人間関係もうまく調整

して、自分の所属する集団生活がう

まく維持できるようにしようとすること

も含まれます。

子どもの社会性は口頭で教えられる

ものではなく、体験を通して蓄積され

ていくものです。幼児期においては、

家庭・親戚・隣近所でのさまざまな

人間関係の体験を通して獲得されて

いきます。

学童期はこれにプラスして、小学校

におけるさまざまな集団活動の体験

を通してさらに累積されていきます。

 

この時期は、いろいろな友人関係を

経験し、学校(学級)という限定され

た社会の中で人間関係を習得しま

す。

 

仲間との交流において相互に規制し

合いルールを設けたりします。

これと家庭内のルールとの間に食い

違いが起こったりします。そのため

に、行動範囲の広がりとともに親の

目の届かないところで仲間との関係

を優先するようなことがみられるよう

になります。

 

仲間集団としての結びつきが強くな

ります。この集団の中でトラブル

起こりますが、時間が経つとまた仲

間集団に戻っていきます。

 

このような集団活動によって得られ

る仲間意識や感情が、他人を理解

するもとになっていくのです。

 

排他的な集団に入っているからと

か、親の言うことを聞かない集団

に入っているからと無理にその仲間

集団から隔離すると、他人理解のた

めの貴重な体験の場を失うことにな

ります。

 

しかし、仲間集団を放任しておいて

よいというものでもありません。

善悪の判断力や自己統制力を伸ばす

指導は大切なことです。

 

そのためには学童期において、親子

関係の中でこれらの基礎になるもの

は培っていかなければなりません。

 

ベースに子どもの親への愛着と、

による子どもの心の受容とが適度に

あることが必要です。

 

これが基盤にあると、仲間集団活動

においていきすぎたことはあまり起

こらないし、友だちや先生への愛着

の気持ちを表すことができるように

なり、それらを基盤に社会性を伸ば

していくようになります。

 

そのほか社会性を伸ばすために次

のことにも留意する必要があります。

 

1 親子の信頼関係や形成された愛

着関係を基盤に他人の関係について

しつけていくこと。

 

2 親自身が社会性を発揮するモデル

となること。

 

3 子どもの自立や子ども自身の選択

や決定を尊重すること。

 

4 親は自分の子どもだけにとらわれ

ないこと。

 

 

子どもが自立し始め社会性がついて

くると、表面的には親から離れていく

ように見えますが、底流に信頼と愛着

関係があるからこそ、そうなるのだと

いうことを知っておくことは大切なこと

です。

 

学校では何を学び、身につけるのか。

家庭では、何を学ばせ、身につける

のかを整理しながら、健全な育成を

図ることを心がけたいものです。

 

 

最後まで、お読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

 

 

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