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4月16日にも適応力の記事を書き

ました。小学生バージョンでまた書

きます。それほど、適応能力に欠け

ている現状にあるのは事実です。

適応力は、短期間で身につくもので

はありません。幼児期から小学校6

年間かけて培われてくるものです。

また、個人差のあるものですから、

「何年生だから、これこれの適応力

がなければいけない」と画一的に

捉えることは好ましくありません。

 

さて、適応といっても何に対する適応

かということをまず考えてみましょう。

主なものとして次のようなものがあ

げられます。

 

1 対人関係についての適応

 

2 新しい活動や課題に対する適応

 

3 新しい場所への適応

 

4 気象的条件への適応

 

5 飲食物への適応

 

6 異文化への適応など

 

このうち、1、2、3、6について

は、精神的心理的な適応であり、

4、5については、からだの適応

です。

 

今回は、主に精神的心理的適応について

取り上げます。

 

適応力は、新しい事態または、環境

にどれほど出合い、乗り越えてきたか

の経験によって培われる面もあります。

適切な助言を得ながら、自分の力で

対応するのですが、低学年になるに

従い、助言または援助を多く必要と

します。ただ、こで助言または援助を

する際には次のことに留意する必要

があります。

 

対応の主体は子どもであることを押

さえ、助言としての口出しは最小限に

とどめます。子どもの側からみて、

少しの力は借りたが、自分の力で

やれたという印象が残るように配慮

します。

 

発達段階を考慮して抵抗の少ない

分野や段階から徐々に指導していく

ようにします。発達段階は、精神的

発達だけでなく、経験の多少によって

も異なりますので、そのことも考慮す

ることが必要です。

 

非社会的な子か、社交的な子かの

違いにも注目しなければいけません。

知的能力がほぼ普通かそれ以上で

社交的な性格の子は、比較的早く

新しい事態に適応していきます。

 

しかし、知的能力が普通以上であっ

ても、非社会的、内向的な子は、新

しい場面や環境に適応するのに時間

が余計にかかります。

このような子どもにとっては、不安や

緊張が伴いますので、まずその軽減

を図ることから始めます。

 

失敗したり、恥をかいたりしたときは、

極端に引っ込んでしまい、適応しなけ

ればならない場面で逃避してしまいま

す。また、新しい事態に出合っていな

いのに、出合いそうだと思っただけで

不安な気持ちになってしまいます。

 

したがって、内向的な傾向の子のため

には、新しい事態に対する事前の指導

をし、不必要な不安を取り除く配慮も

必要になります。

 

この不安の感情が中学生までも続くと

不登校の原因となったり、人間関係に

支障をきたす例が多くなってきている

のです。

 

常に不安であり、自信のない子

最悪は

適応障害へ

 

やはり成功体験をたくさん経験させる

必要があるのです。

 

以前学力のことを取り扱ったときも、

「勉強しろ」といってもしない子は

この成功体験が足りないという話を

しました。

 

心と問題とからだの問題は一体化し

ており、さらに学力の問題までもが

いろいろな部分で関連しているの

ですね。

 

最後まで、お読みいただき

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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