皆様、こんばんは。

毎日20時45分にブログアップの

HAPPY親子塾の浅賀です。

 

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今日は、4~6年生の発達段階につい

てです。

4年生

 

4年生の時期は、身体面でいうと最も

安定した時期で人生のうちで最も死亡

率が低いといわれているのがこの時

期だそうです。大きな病気も発症する

ことは少ないのですが、やはり行動範

囲が広がることによって、事故につな

がる危険はあります。

また、知的な面で大きく変化するのが

この時期です。

 

3年生での客観的なものの見方ができ

るようになることを基礎にして、知的な

活動が急激に増えてきます。

知識欲が芽生えるのもこの時期です

し、抽象的な思考ができるようになり

はじめ、いろいろなことに興味を持ち、

記憶しようとする時期です。

 

身体面と同様に知的な面でも、4年生

が分岐点だと言えるかもしれません。

学習について行けなくなる子どもが出

てくるのもこのころからですから、注意

が必要な時期です。

 

5年生

 

4年生の時期に比べるとかなり安心で

きる時期だと言えます。3年生頃から

芽生えはじめた、「客観的な見方」

一層進んで、論理的な思考力が発達

します。

 

「論理的思考」というのは、根拠に基

づいて考えることをいいますから、一

つの「概念」からみてこうあるべきだ

という姿を描き、そのことから現実を

批判することができるようになります。

 

また、5年生ごろから男女の性別の

違いを意識して行動するようになり

ます。「性別の違いの意識」といって

も、この時期にはお互いに性の違い

を認め合うことまでには成長せず、

男の子は「女の子は、おしゃべりだ」

とか、「泣き虫だから嫌いだ」という

し、女の子は女の子で、「男の子は

乱暴だ」とお互いに反発し合うことが

多いのです。

しかしこの過程を通過して、お互いの

良さを認め合うことができるようにな

るのです。

 

 

6年生

 

6年生になると男女の違いの意識は

さらに進んで、男女のグループで行動

することが多くなりますが、一般に女

子の方がものの感じ方だけでなく、生

活能力や学習能力などの多くの面に

おいて成長が早い時期です。

 

しかし一方、精神的にもデリケートに

なってくる時期で、そのために女子同

士の争いなども目立ってきます。

気の合った女子同士がグループを組

んで反発し合うのもこのころですから

注意が必要です。

 

また、この時期の子どもは、「自分」

を内省することができるようになりま

す。自分の心の世界を持つことがで

き、抽象的に考えたり、自問、自答

ができるなど本格的に学ぶことがで

きるようになるわけですから、かなり

大人に近づいてきていることになりま

す。

 

自分を客観的に眺め、自分自身を内省

することによって精神的な世界はぐっ

と広がり、世の中のことを批判するこ

とができたり、自分自身を反省して、

自分の特長や欠点を考えたりして、

自分の進路を漠然と考えはじめたりす

るこの時期の子どもは、ぐっと大人に

見えるかと思うと、反面では子どもっ

ぽいところがあったりして、両者が入

り交じっている不安定な時期だと言

えましょう。

 

夢について親子でじっくり話し合う

ことも効果的です。

将来の生き方についても考え始め

る時期なのです。

 

この時期の家庭教育の課題

 

1 自分らしさ=自己=の確立を促進

する。低学年期での友だちとの信頼

関係をもとに自分らしさを次第に築き

あげる時期

・広いものの考え方(多角的)ができる

・短絡的に考えずに、物事を正確に考

えたり、慎重に判断できたりする。

 

2 自分を見つめ、心の世界を広げ

はじめる。

・広い心を持ち、人と協力できる。

・奉仕の心を持って実践できる。

 

自我の目覚めによる大人への変化

を見せる時期。

今までの子育ての成果が表れると

思って子どもとのコミュニケーション

を意図的に図っていきましょう。

 

 

最後まで、お読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

 

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