皆様、こんばんは。
毎日20時45分にブログアップの
HAPPY親子塾の浅賀です。
いよいよ修了式を26日(火)と迫
り、教師としての終止符も1週間余と
なりました。
寂しいものです。
しかし、私には次にやるべきことがあ
ります。
新学期を迎えるにあたり、皆様方から
のご連絡をお待ちしています。
来週末に、活動について詳しく触れさ
せていただきます。
よろしくお願いいたします。
さて、
生活習慣がきちんと身についているか
によって心の判断・ものの見方が違っ
てきて、諦めない心や感謝の気持ちが
自然に行動に移せるかが決まってくる
のです。
当然、生活習慣の定着は、健康にも大
きく関わることは周知のとおりです。
昨日、小学校の卒業証書授与式に参列
してきました。
幼かった1年生から6年間の小学校生
活をとおしてからだも心も大きく成長
した様子を言葉ではあるが振り返っ
たり、保護者の言葉からも、校長先
生の式辞からも推察できました。
6年間は、やはり長い月日です。私た
ちは半分の3年間しか一緒に生活し
ていないのに、長いと感じることもあ
る。
この6年間にどんな成長をとげてきた
のでしょうか?
そして、1年生の入学時には、どんな
状態からのスタートを学校は想定して
いるのでしょうか。
1年生の入学を前にしてこんなお願い
をしているようです。
(1)お子様に安心感をもたせましょう。
入学を前にしてお子様の心は、希望と
不安の入り交じった不安な状態です。
できるだけ、楽しみに入学を待つよう
に励ましていただきたいと思います。
〇「学校は遊んだり、勉強したりする
楽しいところ」「たくさんの友だちが
できるところ」などの話
×「もう1年生になるんでしょう」
「こんなことでは、1年生になれない
わよ」といった学校に行くのが不安
になるような言葉がけ
(2)お子様の健康に留意しましょう。
就学時検診の結果、治療勧告を受け
た疾病については、入学前に治療し
ておきましょう。
以前から伝えている親の言葉がけが
子どもにとっては、とても大切なので
す。何せ、子どもは小学校のことが
わからないのですから、よいイメージ
を与えなければ、不安が先行します。
もし、不安なことを口に出したら、て
いねいに話をして解決してあげまし
ょう。
対応のしかたや解決のしかたを教える
チャンスです。
☆入学前のしつけについて
(1)返事ができるようにしましょう。
名前を呼ばれたら、「はい」とはっき
り返事ができるようにしましょう。
また、自分の名前、住所、電話番号、
親の名前なども言えるようにしましょ
う。
(2)思っていることを言えるように
しましょう。
「トイレに行きたい」「おなかが痛
い」など、困ったときに先生や友
だちにはっきり言えるようにしま
しょう。
そのためには、おうちの人が聞き上手
になり、よい話し相手になってください。
まずは、家族の間ではっきり話せるよ
うにしましょう。また、しっかり人の
話を聴けることも大切です。
(3)身の回りの始末がひとりででき
るようにしましょう。
服の着脱が自分でできる、脱いだ服
を自分でたたむ、また自分の持ち物
を整頓できるなど大事なことです。
(4)ひとりでもトイレが使えるよう
にしましょう。
トイレを汚さない。ノックして入る。
大便の時は、パンツを全部脱がなくて
もできる。手を洗う等、トイレのエチ
ケットについて教えてください。
また、大便を済ませて登校することも
大事ですので、今のうちから朝に排便
できる習慣をつけておいていただきた
いと思います。(学校のトイレは和式
もあり、毎年できない子も見ら
れます。)
(5)楽しく食事ができるように
しましょう。
食事の前の手洗い、箸を使っての食事
、偏食をなくす(特に緑黄色野菜)、
牛乳にも慣れておく、食事に時間をか
けすぎない(20分程度)など、気を
つけておきましょう。家庭での食事
作法がそのまま現れると言われま
すので、もう一度見直されてはいか
がでしょうか。
(ひじをつく、口に物がはいったま
までのおしゃべり、正しい箸の持ち方)
など。
家庭の独自なルールや作法は通用
しないことがあります。常識的なルー
ルで結構ですので、確認してください。
(6)その他
①ひとりで起きられるようにしましょう。
②歯磨きや洗面がきちんとできるよう
にしましょう。
③進んで挨拶ができるようにしましょ
う。
④自分の物を大切にしましょう。
⑤「早寝・早起き・朝ご飯」の習慣を
つけましょう。
⑥ひもが結べるようにしましょう。
⑦立ったまま、くつを脱いだり履いた
りできるようにしましょう。
☆学習について
(1)ひらがなで自分の名前を読んだ
り、書いたりできるようにしましょう。
書き順は見てあげてください。
(2)10までは数えられるようにし
ましょう。
(3)鉛筆の正しい持ち方に慣れて
おきましょう。(とても重要)
(4)はさみが使えるようにしましょう。
(左利き用もあります)
(5)右と左の区別ができるようにし
ておきましょう。
(6)勉強や遊びなど、1日の出来事
を話すことができるようにしましょう。
(7)字を書くときの正しい姿勢を身
につけましょう。
しつけや学習についての基本について
紹介しましたが、その他にも一番大事
な登下校時の安全についてや持ち物
の名前の書き方、準備するもの等
1年生は大変ですね。
そんなこともママ一人でやるのではな
く、子どもと一緒に準備したり、いろい
ろなイメージや楽しい様子を話しなが
ら進めるといいですね。
ある学校では、入学式の場面できちん
と座っていられず、ふらふら歩き出し
たり、キョロキョロしたり、話しかけた
りはいけないことと教えることも大
切です。
これも「何でダメなの」と思った親がい
たとすれば、それは間違いです。
あなたが、小学校一年生の時には、
親にしつけられてしなかったでしょう。
場に応じた行動ができることは、大切
なことなのです。それを教えないか
ら、教えられないから、学校でお子さ
んが惨めな思いをすることになるの
です。
ちょっときついことを言いましたが、
親の自分勝手な理屈は、学校生活の
中で本当に通用するのか、大人の社
会の中でも通用するのか、あなたの
会社で通用するのかを基準に考えま
しょう。
「子どもがかわいそうじやないか」は
反対です。
「どっちがかわいそうなのか」
親なら考えるべきことだと思います。
言ったもの勝ち、駄々っ子を子ども
に教えることはありません。
ちょっといいすぎでしょうか?
しかし、小学生だけでなく、中学生
においては、とくにそうですが、
「子どもが惨めな思いをしている
ケースが多いのです」
最後まで、お読みいただき、
ありがとうございました。