皆さん、こんばんは。

HAPPY親子塾の浅賀です。

 

3日連続となってしまいましたが、

大切な事ですので今日も続きを

書きます。

 

以前にも掲載した内容ですが、

大人の皆さんによく考えて自分なり

の考えを持っていただきたいので、

再び、書きます。

 

人が発達するためには、

「知識・理解や知恵」等の知的機能と

「感情」等の情意機能、

そして「共同生活をするために他人

(仲間)に迷惑をかけない」等のしつけ

である社会性が必要です。

 

「4つの過剰」

【世話・指示・授与・受容】の過剰の結果

「世話」が過剰になれば、「自分のこと」

を自分でできず、

「指示」が過剰であれば、「自分のこと」

を自分で決められず、結果の責任もとれ

ない子どもをつくります。

「授与」が過剰になれば、日々生かされて

いることへの感謝の心は育たず、ものを

大切にすることも学びません。

「受容」は、子どもの「主体性」と「欲求」を

混同し、「自主性」の名の下に、時には

わがままも勝手に受け入れられるので、

「欲求主義」に陥ります。

 

耐性が弱く、社会規範が身についていな

いのは「指導」されることなく、欲求の赴く

ままに、興味本位にやりたいことだけを

やってきたツケがまわってきたのだという

見方もあります。

 

将来間違いなく共同生活の中で生きてい

くために必要となる事柄でも、辛いことや

きついこと、興味のわかないことは

「やだ」「きつい」「おもしろくない」

「やらない」「意味わかんな~い」

と言えば、自分の意志が通ることを小さい

頃から多く経験している子どもは多くない

だろうか。その結果、「仲間と協力できない」

「コミュニケーションが取れない」「ルールが

守れない」など社会生活の根幹にかかわる

資質・能力の不足という“自立”“一人前”とは

かけ離れた状況を作り出している。

 

 

 

発達の各段階において、過度の挑戦、緊張、

失敗、挫折など「欲求不満」を伴う体験を

発達段階の過程で通っておくことが必要なの

です。

「友だち親子」「友だち教師」が否定されたのも、

子どもの意志を通し、耐性を経験させず、4つ

の過剰を与え続けてきた結果であるとも言える。

 

大人自身が何か違う、何か変だと感じていても、

声に出さずに静観しているだけ、自分は違うか

ら…だけでは、子どもたちのよき手本とはなり

ません。

 

みんなで言おう「NO」「それは間違いです」と。

そして、「ありがとう」「ごめんなさい」を。

 

正しい基準を示すことが子どもたちの健全

育成につながります。いじめも不登校も

減るでしょう。立ち上がろう!

手本となる大人たち。

 

私は、これからそんな活動を

していきたい。

 

最後まで、お読みいただき

ありがとうございました。

 

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