皆さん、こんばんは。

HAPPY親子塾の浅賀です。

 

昨日は、親の実態の一面を紹介しました。

少なからず、「あるある」という行動では

ないでしょうか。

 

小学校では最近、非行問題行動の件数

が増加している背景には、このような親

の存在があるのです。

 

以前のブログにも

「子どもは親の言うように育たず、

親のするように育つ」と書きました。

 

このことをみんなで考え、手本となれ

るような大人に、そして、かけがえの

ない子どもたちにどこでも通用する

「しつけ」をきちんとするのが親だ

でなく、大人の責任なのだと思います。

しつけと教育の前提は、「共同生活」

であり、「社会を構成する他者」の存在

です。

共同生活の「技術」と「掟」を教えること

は、子どもの欲求や子どもの主張に

優先するとの考えがあります。

 

しつけの原義は、和裁で言う

「しつけ糸」のしつけ。

“型”がずれたり、壊れたりしないように

「しつけ糸」で止めます。それが

「やるべきことはやりなさい」

「ダメなことはダメ」  の理論です。

 

しつけは「型」の強制を原点とし、「他律」

を出発点とします。

体力や耐性は生きていくための基礎で

あり、学ぶことの土台です。

共同生活の義務と礼節を厳しく教え、

自分でやらせ、自分で責任を取らせる

ことから主体性は育ちます。

 

体得の3原則は

「やったことのないことはできない」

「教えてもらってなければやり方は

 わからない」

「練習しなければ上手にならない」

 

のです。

だから、生まれてからの成長過程に

おいて、発達段階をきちんと把握して

適時に適切なしつけを親がすることで

繰り返し繰り返し学習しながら、正しい

価値観と行動を身に付け、そのときに

伝える親の価値観を子どもは確認しな

がら行動だけでなく、人としての心を

習得していくのです。

そのとき3原則は、欠かせない原則と

なるのです。

 

人間の体と心は、複雑に関連していま

す。そのどこかが、狂いそれが長引け

ば、病的な症状も基本的生活習慣の

乱れも、人に対する心遣いも正常に

身につかないのは、当たり前です。

 

勉強しない、人との人間関係もつくれ

ない、我慢してがんばること、人に対

する思いやりも親を中心としたまわり

の人との関わりの中で、身に付けたり、

身に付けなかったりするのです。

歪みもするのです。

 

子どもの行動の問題には、先天性の

病気以外は、何らかの原因があるの

ですね。

 

頭を抱えないでください。原因がある

ということは、その原因を取り除いたり、

改善することはできるのです。

 

明日また続きとなってしまいました。

 

最後まで、お読みいただき、

ありがとうございました。

 

 

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