皆さん、こんばんは。

HAPPY親子塾の浅賀です。

 

子どもたちの自立は、学校・家庭含めて

共通の願いでもあり、目的でもあります。

 

自立に向けて日々の生活の中では、

何が必要なのでしょう。

言い換えれば、どんな手立てを講じれば、

自立した社会人になることができるのでしょうか。

 

それには、3つの過程が大切ではないでしょうか。

1つは、自己肯定感

2つには、達成するための意欲

3つには、自己効力感

そして、これらは、繰り返し繰り返し日々の

生活の中で仕組むことです。

何かをしたからそれでいいというものではない

のです。

自己肯定感、「あなたが生まれてきてよかった」

と親から聞くことに始まり、

「~はダメでしょ」ではなく、「からしたほうがいいよ」

という言葉によるコミュニケーションが大切です。

学校では、自分の居場所があり、

勉強でも学級の役割でも、部活動の場面においても

頑張った過程をきちんと認めてあげて、次のステップに

つなぐ課題も自ら考えられるように、アドバイス・支援を

することです。

「夢や目標をもっていたり」「仲間とのコミュニケーション」

がきちんととれて、少しでも成果を出す努力をさせること

も必要となります。

「授業中発表する機会が与えられている」

「発表して役に立ったと実感したことがある」

「発表を効いて役に立ったと実感したとがある」

「振り返りの場面でわかったと実感したことがある」

など。

 

「達成意欲」ここが基本かもしれません。

達成意欲がないと、いくら自己肯定感をもっていても

成長しません。

自己効力感を生むような経験をすることもないでしょう。

日々の生活の中で「好きなこと・興味のあること」や

「得意なこと」に取り組める場が用意され、考え・工夫

しながら解決をめざす時間も保証される必要もあります。

また、自分の努力したこと、頑張ったことが「役に立った」

という経験も必要となるでしょう。

 

「自己効力感」とは、「やればできる」の達成経験、

成功経験をたくさん味わわせることです。

「自分は価値ある存在」と子ども自身が思うことから

生まれてくることです。

そのためには「やり遂げる」経験、「認められる」経験

などが必要となります。

 

家庭においても、言葉がけの工夫や事実行為をきちんと

話し合ったり、認め合ったり、賞賛しあったり、子どもが

何をどう考えているのかをきちんと聞くことが大切です。

 

具体的なことは、後ほど細かく触れていきたいと

思いますが、まずは、今家庭や親子の会話、

家族の価値観・雰囲気として、「自己肯定感」「達成意欲」

「自己効力感」が存在しているか、高められているか、

保証されているか、共通の認識になっているか

振り返ってみてください。

 

そして、支援の心構え

ま…待つ

み…見る、見守る

む…無理しない・させない

め…多くの目で見て

も…もう一度チャンスを与えて

 

子どもの自立心を培っていきましょう。

 

最後まで、お読みいただき

ありがとうございました。