前回投稿の続きです。
2回目に住宅ローンの審査を受けたのは就職して7年目くらいでした。
1回目よりも、もっと明確に家が欲しい理由と住みたい家のイメージがありました。
ネットで検索して見つけた物件が気になり不動産屋に問い合わせして、条件に合いそうな他の物件も見せてもらいました。
結局、決めたのは最初に見た物件でした。
それが、今住んでいる中古の一戸建てです。
最初980万円で出ていて、最終的には930万で購入しました。
担当者の方は30歳前後の林遣都似(あくまで私の主観です 笑)の男性。
今思えばこの担当さんに出会えたことはラッキーだったと思います。
親身に話を聞いてくれて、相談しやすい方でした。
「契約社員でも家が買えますか?」
「最近は契約社員でも購入される方いますよ。私もできるだけご要望に沿えるよう頑張りますね」
住宅ローンの審査のため、書類に勤務先や勤続年数を書きました。
「勤続年数6年ですね。収入がわかるものはありますか?」
「給与明細でいいですか?」
「大丈夫ですよ。6年分の給与明細があるといいですね」
6年分の給与明細をそろえて持って行きました。
担当さんによると、契約社員の場合も安定して収入があることが大切で、何年も継続して雇用更新しているという証明になるそうです。
「これからの生活もありますから、住宅ローンを返済して生活がきつくなってしまうようでは大変です。
頭金を多くすれば借りる額を少なくできますが、貯金をすべて頭金に当ててしまうと今後の生活に困るかもしれません。
親御さんとかご親戚とか身内に借りられる方はいませんか?」
親に相談し、なんとか100万円を借りることができました。
(その100万円はその後約5年かけて返済しました)
親に借りたお金と自分の貯金を合わせて、約200万を頭金と諸費用にしました。
残金は住宅ローンを組み、月々約5万円の支払いで定年までに支払いが終えるようにしてもらいました。
審査の前に
「正直審査が通るかどうか、五分五分です」
と担当さんは言っていました。
結果、審査は通り、無事家を購入することができました。
年収200万円台の契約社員が、なぜ住宅ローンの審査に通ったのか?
あくまでも私の推測ですが、以下の理由があるのではないかと思います。
・物件が1000万円弱で月々5万円という無理のない返済であったこと
・頭金を用意して月々の返済額を抑えることができた
・勤務している会社が大企業の子会社で安定していること
・契約社員だが6年間勤務した実績があり、今後も継続した収入が見込まれること
以上のことから、支払い能力があると判断されたのかもしれません。
審査に落ちた1回目と最も違うところは、頭金の有無と勤務実績です。
年収は1回目の時と変わらないです。
担当の方が、最初から最後まで誠実に対応してくれて、適切なアドバイスをくださったことも大きかったと思います。
いろいろな条件やタイミングが合って購入できたと思います。
少しでも住宅購入を検討されている方の参考になれば幸いです。