冬の厳しい寒さも一段落してきましたが、
まだまだ寒い日もあるようです。
急激な温度変化で体調を崩さないように、
気をつけたいものですね。
さて、本日、3月3日は「ひな祭り」です。
「ひな祭り」なんて、小さな女の子だけのもの……そう考えるのは、
ちょっともったいないと思います。
ひな祭りは、大人でも楽しめる要素がたくさんあります。
「ひな人形」を自分で飾れば、目と手で楽しめます。
「ひな祭り」の音楽を耳で楽しんだり、
「ちらし寿司」「はまぐりの吸い物」などを舌で楽しんだり、
「桃の花」の香りを鼻で楽しむこともできます。
ぜひ冬の寒さで縮こまってしまった、
「5感覚のリハビリ」に活用してみてくださいね。
さて、今週の一言は【宝物探しの旅に出よう!】です。
自分の中にあって、自分のためになって、
これからの人生に活かせること。
それを私は、「宝物(資源)」と呼んでいます。
たとえば、
「今まで生きてきた経験」
「成功体験」
「ワクワク感」
「嬉しさや喜び」
「苦しみながら頑張って手に入れたもの」
「辛かったけれど大切な教訓を得た失敗」
……などなど。
そういった「宝物(資源)」を探すことを、
「宝物(資源)探し」と言っているのです。
私の例でお話してみましょう。
私にとっての「宝物(資源)」は、
「会社を経営していること」
「劇団に入っていたこと」
「表現力を学んでいたこと」
「学級委員をしていたこと」
「子供の面倒をみるのがうまいから
保母さんになったらいいんじゃないかと親に言われたこと」
「声が大きいと言われたこと」
「あなたに会うと元気になると言われたこと」
「説得力のある話し方をすると言われたこと」
「シャンソンを習っていたこと」
「ヨガをやっていたこと」
「お産のとき以外入院したことがないこと」
「料理が上手と言われたこと」
……もちろん、まだまだあります。
こうやって具体的に見てみると、いろいろ見つかりそうな気がしませんか?
ぜひ皆さんも、自分の中の「宝物(資源)」を探してみてください。
自分自身の「宝物(資源)」を何かおもいついたら、
忘れないうちに書き留めておきましょう。
「50mを8秒台で走った」
「部屋の片付けが上手と褒められた」
「インテリアのセンスを褒められた」
「料理の手際がいいと言われた」
「面倒見がいいと言われた」
「親切だと言われた」
「絵を描いてと頼まれた」
その中に、今後自分が生きていく上で重要なヒントがあるのです。
さて、自分の中の「宝物(資源)」はたくさん見つかりましたか?
もしあまりなかったとしても、心配しないでください。
これからたくさん「宝物(資源)」を手に入れていけばいいだけです。
「宝物(資源)」は、人間の「根っこ」にあたります。
大きく育つ木は、立派な根っこを育てなくてはいけません。
今の自分には根っこの部分が足りないのだと気付き、
すぐに成果の出ない経験であっても地道に積み重ねていこうという意識を持てば、
「宝物(資源)」はみるみる増えていきます。
そして「宝物(資源)」を見つけ、
自分のしたいことがおぼろげでも見えてきたら、
次のステップです。
今までの「宝物(資源)」を見直し、
これからの自分にはどんな「宝物(資源)」があるといいか、
それを増やすにはどうしたらいいかと考えるのです。
たとえば営業の仕事がしたいと思い、
「コミュニケーション力」を身につけたいと思えば、
そういうセミナーに参加したり、
友人を増やす努力をするというのもひとつの方法です。
あるいはセンスを身につけるために五感を発達させたいと思えば、
アロマテラピーを試してみるとか、音楽を聞くと言うのもいいでしょう。
自分の中の「宝物(資源)」を見直し、
何がしたいのか、自分に対して問いかけること。
そして自分に足りないと思う「宝物(資源)」を、
身につけようと行動すること。
これがいたってシンプルな……成功への道なのです。