暦の上では、今年は1月20日が大寒の日だそうです。
この日は1年で、1番寒い日とされているのですが、
昔の人の知恵は侮れないものだと思います。
この季節に冷えは禁物。
年度末で忙しい……という声も聞こえそうですが、
時間をやりくりして冷え対策に取り組みましょう。
・身体を温めてくれる根菜を食べる
・しっかりお風呂に入る
・運動をする
・ツボを押す
・漢方を試してみる
などなど……自分にあった方法を探してくださいね。
でもこれを乗り切れば、春はもうすぐ!
お気に入りの春物を着た自分をイメージすると、
ワクワクした気分を取り戻せるかもしれませんよ?
さて、今週の一言は「『ハッピータッチ』を作りませんか?」です。
みなさんには、こんな経験はありませんか?
・昔の音楽を聴いた瞬間、はじめてのデートのときの甘酸っぱい気分を思い出す
・指にはめたリングを見た瞬間、それをプレゼントしてもらったときの嬉しさを思い出す
「ハッピータッチ」とは、この経験と同じように、
今までの人生で体験した楽しかったこと、
嬉しかったこと、成功体験を、自分の身体や持ち物などを見たり、
触ったりしたとき瞬時に思い出せるよう関連づけておくことです。
たとえば、あなたが野球で逆転満塁ホームランを打ったとしましょう。
それは心躍る瞬間です。
その時の高揚した気分を、たとえば右の手首に記憶させて、
その部分に触れたら瞬時にその気分に浸れるようにしておきます。
これで野球の試合のときには、右の手首に触れれば、
最高にいい状態の自分をすぐに思い出すことができます。
この方法、決して変わったものではありません。
野球選手がバッターボックスに向かう時や、
バッターボックスの中で、身体のどこかに触れていたり、
いつも同じような動作をしているのを見たことはありませんか?
あれは、うまくいった時の状態を身体のどこかに記憶させ、
それを再生することで、気分を高めているのです。
そう考えると、「ジンクス」というのも似たようなものですね。
左からソックスを履くと勝てる。
勝負の前の日にはトンカツを食べる。
大事な会議の日は、赤い物を身につける。
全て、自分を「いい状態」に持っていく為の工夫なのです。
私達も、それを見習ってしまいましょう。
記憶させる場所は、触れていて自然なところならどこでもかまいません。
オフィスなら、ペンを持つたびに、いい状態を思い出すようにしておくとか。
営業の人なら、名刺入れに触れるたびに
うまくいく状態を思い出すようにしてみてはどうでしょうか。
手のツボをギュッと押しながらいい状態を思い出せば、
気分もすっきりして一石二鳥かもしれません。
ぜひ、いろいろ試してみてくださいね!