自分に厳しすぎるあなたはずっと

『私なんて…』
『私には価値がない』

って思い続けていたのかもしれない。

そうやって思っていることすら
感じないようになったのかもしれない。

無自覚にエネルギーが減っていき
無自覚にやる気がなくなり

味を楽しめなくなり
眠れなくなり

『私には価値がない』
と思っていることすら忘れてしまう。

そして

変わりたいのに変われなくなり
そんな自分を責めるまでもなく
そんな自分を諦めるようになる。

『どっちでもいい』は
『どうでもいい』であり

『私には価値がないから』
と思うからこそ
望まないように生きてきた。

そんな、失望の中にいる人を
ゲームアプリの中で見た。

何を言っても、届かない。
何を言っても、響かない。

それは
受け取らないことを選んでるからであり

乾きすぎた大地に
一滴の水を入れたとしても
全く潤わないのに似ている。

自分に厳しいって
こんなに苦しいんだなぁ、

と見せてもらった世界。

私はその人に

染み込まないかもしれないけれど
一滴を染み込ませたかったから
何度も伝えてきた。

たぶん、この人は、私だから。

絶望した私。

失望した私。

望めなかった私。

死にたかった私。

死ぬ勇気すら出なかった私。

苦しかったけれど
周りからの愛を受けとれなかった私。

受け取れないことに対して
何も感じられなかった私。

それが苦しかったのに
どうしたらいいかわからなくて
何もできなかった私。

だからこそ
目の前のその人を通して
あのときの私を見た。

今の私が
あのときの私に言えることは

「あなたのことが大切だよ」
「話したかったら話してね」
「そんなときは休んだらいいよ」
「休むことは逃げじゃないよ」

ってことだけ。

頑張り屋で
頑張ることが普通すぎて

幸せを選べなくて
苦しい自分に戻ってしまって

あがくことすらできなくて
内側ではジタバタしている

そんなあなたへ。

頑張ってきたんだよね。

私は、知ってるよ。

あなたが認めなくても
どうせ、頑張ってきたんだから

そんな自分を褒めてあげてね。

あなたが認めなくても
あなたの頑張りはバレてるよ。

あなたは愛されてるし
あなたは認められてるよ。

もし、そうじゃないなら
環境を変えてみてもいいよ。

受け取ろうとしても受けとれないなら
もっと受け取りやすいところから
やっていったらいいんだからね。

あなたの評価は
その場所での評価だけじゃない。

その場所で褒められなくても
その場所で怒られても

あなたが『できない』からでなく

できないことをしているからであり
できないことを叱責する人と
一緒にいるからかもしれない。

あなたが知らないところで
あなたを評価してくれてる人は
きっと、いるはず。

だって
あんなに頑張ってきたんだから。

あなたが認めなくても
バレてるからね。

頑張ってきたあなたは、すごい。

でも、
頑張れなくなったからって
あなたの価値が変わるわけじゃない。

ただ、今は休みたいってだけ。

スマホだって
充電しないと使えないでしょ?

だからあなたも

疲れたら
充電していいんだよ。

だめだめなままで
休んでもいいんだよ。

休むことはこわいかもしれないけど
休んでも大丈夫だから。

こわかったら話にきてね。

弱音吐くだけで
楽になれることもあるから。

ジタバタしていいよ。

弱くていいよ。

誰かのせいにしていいよ。

『こんな私、嫌なんじゃー』
って自分になっていいよ。

安心して、あなたに戻っていいよ。