最近、ざわついたおかげで
未消化な感情が目につくことが増えた。

『あぁ、そこが刺激されるのね』
『そこが悲しかったのね』
『それが嫌だったのね』

って気付けるのはいいんだけど

ざわついてる最中は
ほんっとーに、しんどいよ。

ざわつき、
むかつき、
怒り、
憤りなどなど

混ざり合って

水にいろんな色のインクを
一気に垂らしたようになるから

『なんじゃこりゃー』
『何色いれてんの?』

ってなる。

この前ざわついたのは

『熱があるのに出勤した帰りに
 電車の中で倒れたことを思い出した』

からだった。

あのとき、私は

つり革につかまってたはずなのに
いつのまにか倒れてて

一瞬、記憶がなくて

気づいたときには倒れてたから
そんな自分にびっくりしたのです。

『え、なにこれ』
『いつ倒れたの?』
『倒れた感覚もなかったのに』
『え、やばくない?』

そのあと

周りの人たちに心配されて

一駅分、座らせてもらい

着いたから
よろよろと駅のホームに降りたら

一緒に降りた方が声をかけてくれて。

お水買ってきてくれて
駅員さん呼んでくれた。

ペットボトルの蓋を開けるだけの
握力もなくて

あけてもらって

駅員さんに車椅子に乗せてもらって

救護室で
しばらく寝かせてもらったのだ。

あのとき

『気づかずに無理させた自分』
への怒りがあったから

気をつけるようになった。

だけど 

私が「疲れた」というときって

実は
あと5分も持たないタイミングだから 

『すぐ休まないとやばい』
なんだよね。

もっと早くきづければいいのに

ぎりぎりまでがんばろうとするから

「疲れた」と言ったあとに

1分でも延長されると
もう、やばい。

限界値を越えてるわけだから

そりゃあ、
怒りも疲れもおそってくるわけです。

クローバー黄色い花クローバー黄色い花クローバー黄色い花クローバー

先日、ざわついたときは

それを伝えてなかったから
気づいてもらえなくて

「なんで、疲れたとか言えるんですか」
と前に怒られたのを思い出して

ストレートに言えなかった。

言い訳すら思いつかなくて

でも倒れないように打ち切ったのが
大人気なかったなぁと思ったから

あとで

「具合が悪かったんです。
 説明できなくてごめんなさい」

と伝えたけれど

ちゃんと伝わっただろうか。

私なりに調整はしてても

全力でやってしまうし

キャパを簡単に超えてしまうし

ざわつくと
エネルギーの消費が一気に上がる。

それが私で。

がんばってないようでいて
決めた時間内で全力出してるから

その時間をオーバーすると

もはや
自己犠牲にしかならないの。

キャパを超えるから枠が広がる、

という考えがあるのも知ってるし

それを採用してる人がいるのも
知ってるけど

そんな人ばかりじゃないことを
知らない人もいるもんね。 

もしも

『仕事なんだから、疲れたとか言うな』
という概念の人が

これを読んでいたら

知らず知らずのうちに
キャパを越えてしまう人がいるのを
知ってほしい。

お願いだから

『お前もそうしろ』
って押し付けるのはやめてほしい。

押し付けられた気がしたのは私だけど

『自分ができるから相手もできるだろう』

って暗黙の圧をかけてる人がいたら

やめてほしい。

それをやると、死ぬから。

そんなことしたら、死ぬ。

体がやられなくても

メンタルがやられて
一日、廃人になる。

暗黙の圧をかけてくる人って
自分がそうであることに気づいてないし

相手がそれに気づくことにも
気づいてないし

『圧力をかけられてる気がして
 しんどかった』

『もし、そうしてほしいのだとしても
 私にはできないのをわかってほしい』

ってちゃんと伝えないといけないんだな、

と感じたのでした。