転倒したら病院へ

秋、何かしら、せつない季節ではありますが、本当にせつない出来事。

最近から受け持ちはじめたプライベートクライアントさんのこと。

心配はしてましたが、

やはりひどい骨粗鬆症だったらしく、

圧迫骨折によって転倒してしまいました。

セッション中ではありませんでした。

が、それにしても、大ショック。

いわく、

「朝、キッチンに立って冷蔵庫を開いた途端、」

(この場合、何をしていたか、は全く問題ではないです)

「何か、クキッとなり、

きがついたら、尻もち。」

これが骨粗鬆症の悪化、圧迫骨折による、「転倒」です。

右脇にひどい痛みがあったものの、

(ご本人の意思は)「誰になんと言われようと、今まで10年以上病院に行かず、なんでも自分治してきたから。これが私の信条。」

と頑なに、周囲のアドバイスを退け、

「いいの、いいの、」の一点張り。

ころんで動けなくなった自分が

「恥ずかしい」

「誰にも会いたくない」

「誰にも言わないで。」

高齢者の「フレイル」「骨粗鬆症」「廃用性症候群」「閉じこもり」

これは絵に描いたような負のスパイラルの典型なのです。

ご主人さま(眼科)やご親戚(病院経営)がお医者様のお家でもこんな事もあるのか、と愕然としてしまいました。

ご本人も「主人は医師だから、私は大丈夫。」

(いえいえ、専門が違えば、全然違いますし、そのご主人さまの言うこともこの時は聞かなかったご様子。)

この場合、一番強く言えるのは、やはりご家族。他は他人。私は他人。しかもまだお目にかかって間もなく。

かなり踏み込み、感情を乱すところまで、言い続けてみましたが、

結局結局結局、

説得することが出来ず、

そのままお電話をきりました。

ご主人やご家族にお話できたら！

と言ってはみましたが、

「いいの、いいの、いえ、大丈夫です」

と。

骨折は精神的ショックも引き起こします。

だから、ショックでもあったのでしょう。

結局、10日ほど経過して、痛みが引かなかったので、ようやく、受診し、

診断は

「胸椎圧迫骨折」でした。

今は

「寝たきり」安静。

横になって1週間もたてば、全身の筋力は1/4になってしまいます。

その方は、既に、大腿四頭筋がほぼなくなってしまっていたので、、

リハビリも辛いでしょうね😞

落ち込みの

ケアにもあたっていただきたいと思います

転倒が起きたら！

ご家族の方、病院に必ず連れて行ってあげてください。

必要であれば、ケアマネジャーなど、相談に行ってください。お願いします！

ああ、せつない。

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