もうずいぶん昔にどこかで聞いて

それから今日までの長い間
ずっと忘れられずに
心の中で大切にしている言葉があります



こんぺいとうのように
まあるい人間になあれ






こんぺいとうのようにまぁるい人間になる。

これはわたしの
人生の目標のように思う言葉のひとつです


こんぺいとうは 
トゲトゲのある、小さな小さな星つぶのような砂糖菓子

まあるくなんてないのに 
どうして?って思うでしょう


それはね
(これはわたしの解釈だけど)

口の中で
トゲトゲしたところをだんだん溶かして
小さくまあるくするのではなくて


自分の命を生きる時間の中で
喜びも、楽しさも、豊かさも、幸せも
もちろん、そうでないことも
それ以外のことも
自分の心がたくさん、たくさん感じて体験して

わたしの内にあるこんぺいとうのツノの間に

自分が味わった感覚や、自分の個性や感性
そして感情や実質的な体験や経験も
人とのご縁も、、

とにかく

自分が人生で重ねていく時間とともに
ツノの間にたくさんの大切なものが少しずつ埋まっていって
全体がまあるくまあるくなっていくように

自分のいのちを
まあるく、豊かに生きられたらいいね

ということなのだと思うのです



いいことばかりで埋めようとしなくてもいい
いいことも そうでないと感じることも
色々重ねて 自分色にまあるく大きくなっていく


だから

わたしは
こんぺいとうのようにまぁるく生きる