大好物のオランジェット。





実は子供の頃は生のミカンは大好きだったのですが、マーマレードやドライの加工品となると、さほど好きではなかったのです。
が、学生時代、ある洋菓子店でたまたま目にしたオランジェット、量の割に高価だし、そしてとても美しく美味しそうに見えてしまった。
試しにいただくと、それはもう美味しくて。
私にとっては、子供舌との決別となったアイテムでもあるのです。
なので、子供にはあげたくない、大人が味わうスイーツ、というイメージがあります。
オレンジコンフィの甘さとほろ苦さと爽やかさが、周囲をコーティングしているチョコレートと相まって、お口の中で一体化。
フルーティなチョコレートと化します。
最初の一かじり、コーティングチョコのパキッとした食感から、中のしっとりしたオレンジコンフィに移り、噛むうちに歯にねっとりまとわり付くオレンジコンフィのフレーバー、これら味わう過程がオランジェットの素敵な世界。
特に、アントワーヌ・カレームさんのオランジェット 100g
は苦味が控えめで、しっとり柔らかな食感で優しい味わいです。




なんと言っても、オレンジの皮を10日間もシロップで煮て、糖分をじっくり浸みこませているから。
丁寧に作られたオレンジコンフィには透明感があります。




原材料もオレンジ、チョコレート、カカオのみ。
大人のティータイムに、優雅に、そして丁寧に味わいたい逸品です。
アントワーヌ・カレームさんはチョコレートは勿論、焼き菓子も最高に美味しそう〜。

制覇したいっ!