こんばんは
9月の休日のお出掛け先は、赤坂へ~
この日は『赤坂菊乃井』で京懐石ランチを楽しんできました~
『菊乃井』は京都に本店を構える老舗料亭です。
2回だけですが京都本店にもお食事に行き、日本料理の素晴らしい食体験を堪能
文月(7月)
水無月(6月)
村田料理長の弟さんが暖簾分けを引き継いだ『露案菊乃井』に行った時も
卯月(4月)
東京にある『赤坂菊乃井』も2回利用させて頂き
師走(12月)
卯月(4月)
今回で3度目訪問です。
菊乃井は、毎月献立がガラッと変わり、和食を通して季節を感じることが出来ます
板前さん達が師走の食材が一番豪華ですと仰ってたように…
今のところ、師走の12月の献立が一番好みかな~
さて、長月(9月)は、どうでしょうか…
もう京都にワープしたかのような素晴らしい入口に石畳のアプローチを抜けお店へ~
ランチの席は、カウンターとテーブルとありテーブル席をリクエスト。
最初の一献、9月は菊花酒
菊の花弁を浮かべて邪気を払い、長寿を願う昔ながらの習わしだとか…
注いでくださった板前さんが教えて下さいました。
お勉強になりますね~
お次は、ビールでカンパ~イ
菊乃井では、予約時に『記念日での利用』と伝えると、お赤飯のサービスがあります。
『お誕生日おめでとうございます』と板前さんからもお祝いされ、照れる主人
当日ではなく、お誕生日月ですけどね~
ふっくらモチモチお赤飯の美味しいこと~
■ 猪口 (茶豆豆腐 だだちゃ豆餡 花穂紫蘇)
色鮮やかで、頂く前からもう綺麗~
お豆腐のふんわり食感に、ふわっと豆の香りがし主張する豆は濃厚だけどトータルバランスは京都ならではの柔らかで優しいお味
■ 長月の八寸
季節がら鈴虫籠をイメージの演出でしょうか??
そうそう…
店内、鈴虫の『リーン、リーン、リー、リー』って鳴き声が聴こえてくるので、てっきりBGMが流れてるのかと思ってたら、生きてる鈴虫の鳴き声なんですって
もう、これにはビックリよ~
秋をとことん楽しませてくれる、その徹底ぶりが素晴らしいですね
かます寿司・糸瓜土佐酢和え・茶巾芋
銀杏芋・花海老味噌焼き・鱧八幡
新銀杏酒煎り・松葉素麺
一品一品丁寧に調理されてて、どの料理も美味しい~
少しずつ色々な料理を頂くのは楽しくてビールも進みます
■ 向付
(明石天然鯛・さごし焼霜・あしらい一式)
明石の天然鯛は弾力抜群のプリップリ、脂が程よく乗った、さごし焼霜はポン酢ジュレでサッパリと
2杯目、主人は梅酒ソーダ-割り(かしら)、私は白ワインで乾杯
■ 蓋物
(穴子豊年椀)松茸・三日月豆腐・小蕪・柚子
穴子に新米を付けた揚げ物、三日月豆腐、松茸も入り秋を感じるな~と
鰹のお出汁は、菊乃井らしさ満点な繊細で上品なお味。
料理に使われてるお水は、菊乃井本店の井戸水を京都から東京までポリタンクで運んくる拘りようなんですって
■ 焼物(からす鰈唐墨粉焼き・茗荷)
上品で淡白なからす鰈は味噌漬けにし旨味をギュッと閉じ込める事によって身は甘くフワッと柔らかい。
そのまわりにタップリ付いてるのは油で揚げたフライ??って、はじめは思ったけど…
その正体は、なんとカラスミですって
何とも豪華ですし、カラスミのプチプチ食感に風味が最高でとても美味しく、この日の一番でしたね~
もう優勝です
■ 強肴(冬瓜饅頭・牛肉・もぐさ生姜)
長月の冬瓜料理は、牛肉がゴロっと
熱々で冬瓜も餡もたっぷりな食べ応え充分◎
安定の美味しさ
お食事の鯛御飯が炊き上がりました~
■ 御飯(鯛御飯・木の芽・もぐさ生姜) 漬物
留椀(牛蒡すり流し・蓮根餅・黒胡椒)
鯛の風味たっぷりな御飯は、隠し味に生姜や木の芽がアクセント
牛蒡のすり流しには蓮根餅も入ってました。
美味しいなとシミジミ
■ 水物(シャインマスカットのパフェ)
あれ、このシャインマスカットパフェは、以前にも頂いた事があります。
京都の菊乃井カフェ(ムゲ)でね…
その事は言わずに
『このパフェは以前にも頂いた事がありますよ~』と板前さんに話したら…
『京都のムゲも行かれてたのですね~有難うございます』と
ミニサイズだけど、お味は同じ
甘くてジューシーなシャインマスカット、マスカットソルベ、白ワインゼリーと大人向けのパフェ。
3度目訪問の『赤坂菊乃井』
今回も美味しい料理、気持ちの良い接客、雰囲気と素晴らしかったです
どのお料理も良かったですが…
とくに印象に残ったのは、からす鰈カラスミ焼きカナ~
頂いた瞬間に『うわ~凄い(素晴らしい)』と主人と目を合わせましたからね~
主人の一番も同じくだと…
また季節をかえて伺いたいと思います
お次の予約をしてお店を後にしました。
ごちそう様でした
お土産の鯛ご飯も美味しく頂いて…
帰ってからもお楽しみがあるの良いですね~
ありがとうございました