皆さん、こんにちは。
後藤美由紀です。
 
私は今、鹿児島県南九州市知覧町に
来ております。
 
知覧を訪れるのは約3年ぶり。
1年に1度は来たいと、いつも思いつつ
なかなか実行できていなかったのが
現実です。
 
宿泊は富屋旅館。
 
ここは71年前、特攻隊の方々が
沖縄に向けて飛び立つ前に訪れていた
富屋食堂のあとです。
 
「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんが
残された、気づきの宿です。
 
「生きる」を感じる、考える場所。
「生かされていること」を
改めて気づかせてもらえる場所。
 
戦争とか国とか心とか
そう言うことを口にすると
右だとか堅苦しいだとか言われる現在。
 
そうじゃないよって思います。
 
歴史を知ることは
新しいものをつくるためには大切で
同じことを繰り返さないためにも大切で。
 
右とか左とかそういうことじゃなくて
当時の方々は何を想い、何を感じ、
どんな未来を願って過ごされたのか、
何を信じ、誰を想い、何を誰を守るために
飛び立たれて征かれたのか、
想いを馳せることが大事じゃないかと。
 
毎日に当たり前なんて何一つないと気づき
「ありがとう。」を言えれば、

それで十分なんじゃないかと思います。
 
***
 
今回はご縁あって、南九州市市長の塗木様とも
お話しさせていただく機会がありました。
 
知覧町の観光客は減少傾向にあるらしく、
個人的には指宿温泉のオプションでも良いので
ちょっと知覧に足をのばしてほしいです。
 
きっかけは何であれ、その場に行くことが大切で
行けばきっと人それぞれ感じることはあります。
 
行かない内から、行かないを選択することだけは
したくないなと私は思います。
 
塗木様も知覧町PRに向けて、
動き出されているということでした。

 
***
 
最後に特攻平和会館を訪れて、今回は終了。
 
特攻隊の方々の朗らかに笑う写真を見ながら
綺麗な字で書かれている遺書を見ながら
ほとんどが今の私よりも若く、私よりもエリートで
自分の覚悟や想いはこの方々に比べれば
なんてことないなと思いました。
 
 
 
知覧は自分の心で感じる土地です。
 
 
後藤美由紀