ヤン ヨンヒ監督の
「かぞくのくに」を観て来ました。
北朝鮮への帰国事業により離ればなれになった家族の話しです。
16歳で「帰国」したオッパ(兄)が25年ぶりに病気の治療で日本に戻ってきます。
「お前はお前の人生を生きろ。自分で考えて自分で決めて、どこへでもいける。」
「楽だぞ!思考停止。考えずにただ従うんだ」
「でもお前は考えて欲しい。考えて、納得して生きてくれ」
オッパから妹への言葉。
がつんと胸にささります。
あまりにも理不尽でなすすべもなく、あの国で生きざるを得ない人たちの葛藤と、それを止めることすらできない家族の葛藤、、、。
哀しくて、せつない物語です。
こんなにも近いのに、とっても遠い国。
いろんなことを考えさせられる映画です。
今、思い出してもうるっときます。
そして、俳優陣が、これまたいい!!
安藤サクラさん!
以前から、気になってた女優さん。
素晴らしい!!
井浦新くんもいいねー!
どんどん存在感のある役者になってるなぁ。
同志役のヤン イクチュン。
ファンになりました!
もっかい観にいこうかな。