この言葉をどれだけ目にしただろう。
飽きるほど聴いても、見ても、
尚無意識に外側に何かを求め続けていた自分。
自分を生きる…
この言葉に躍らされていただけだったね。
無意識に
自分が(特別な)何者かを装うことで、
またはそのように見せることで、
自信の無さを隠して強がっていたね。
自信なんてなくても大丈夫なのにね。
弱いところを見せられなかったんだよね。
本当に見て欲しかった自分自身から
目を逸らし続けてきたね。
私はただ
私が私でいられる場所が欲しかったんだよね。
情報の渦に飲み込まれ、
自分を見失い、
いつも欠乏感を抱えていたね。
でも、
やっと欠乏感という宝物に気づいたんだ。
おめでとう。
自分の本質が生かされないと、
求めて求めて…
勝手に苦しみもがいて、
やり尽くしてきたね。
でも、
今、足元見てごらん?
きちんと大地の上に立っているね。
時に、
自分が生きたいと望む方向とは違う方へと
進んでいくこともあるよ。
その時は、
その選択しか出来なかったこともある。
自分の弱さゆえに、
切り捨てるという方法しか取れなかったこともあったよね。
生きたい方向を知るために、
反対の世界を体験するのかなって思うんだ。
だから、
もう自分を責めるのはやめよう。
大きな視点で見たら、
私がそこにいることで、
何かを繋いでいく役割を果たし、
必要なご縁を結んでいることもあるのかもしれないね。
だから、
人生は面白いと思うんだよ。
人と出会い、
何かが生まれ、
人と別れ、
何かが壊れることも、
そんな出会いのカケラすら忘れてしまうことがあっても、
喜怒哀楽を内に秘め、
生きていく。
全てが
自分を知るかけがえのない体験なんだ。
だから、
後悔は一つもない。
(後悔することも悪くない。素敵なことだと思う。)
これからは、
失敗も成功も、
強さも弱さも、
全ての自分を
もっと面白がって生きていこう。
もうすでにある幸せを感じながら、
全ての体験を味わい、
愛していこう。