≪腰方形筋≫
【起始】
腸骨稜
【停止】
第12肋骨
【支配神経】
腰神経(腰神経叢の枝、L1)
【作用】
両側:腰椎の後屈
片側:同側への側屈
【メモ】
腹腔の後壁をなす筋。
腸骨稜と第12肋骨の間にある長方形の扁平な筋。
第12肋骨を骨盤に向かって引き、片側の筋が作用すると側屈をする。
●呼吸運動●
正常吸気(安静時吸気)には、横隔膜(腹式呼吸)、外肋間筋(胸式呼吸)が作用する。
強制吸気の際には横隔膜、外肋間筋の他に、胸鎖乳突筋、斜角筋、大胸筋、小胸筋、肋骨挙筋などの肋骨、上肢帯に停止する筋が関与する。
正常吸気(安静時呼気)では、正常吸気筋(横隔膜、外肋間筋)の弛緩によって起こる。
強制呼気の際には内肋間筋が働き、これに合わせて腹部の筋による腹圧を高める作用により起こる。
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