先日、通っている保育園で卒園式がありました。
気付けば「イベントがしんどい」という内容をブログにちょくちょく書いていますが💦
うちはアットホームな保育園なので、仰々しい式ではなく、卒園式には落ち着いて参加することができました。
〇時間が短い
〇やることがハッキリしていて、見通しが立つ
〇(競技のような)ルールがない
この辺りをクリアしていれば、結構落ち着いていられるようです。
子供が1人ずつ前に出てきて
「僕/私は大きくなったら○○になりたいです」と、発表する下りで
レンは
「大きくなったらパン屋さんになりたいです!」
って堂々と言えていました
…ってかうちグルテンフリーしているので、誰よりもパンを食べてないと思うのにパン屋さんって
ちょっと面白かったです。
※
ここの保育園に通い始めたのはレンが2歳後半のころ。
それまでは別の保育園に通っていました。その時の保育園で「レンの発達が心配だ」とう旨を先生に相談した際
先生が泣きだした
当時は言ってもまだ2歳台で、私は現実を受け止められていなかったころ。
どうして先生が泣くの~と思ったけど、この先生は障害児関連の施設で働いていた経験もある方で、
もしかしたら「この子は大変な子だ」って、そう思っての涙だったのかな…って後から思った。
そこから、色々あって転園して今の園に入りました。
当時のレンは、全く発語がないのは勿論の事、
こちらの言う事、たった1単語でさえ理解している様子はありませんでした。
また周りに興味も示さず、意思疎通は出来ない。加えて多動で強いこだわりや、奇声…とオンパレードな子でした。
今でこそ、保育園でも周りにレンに似た子を見たりするけど、当時はレンのような状態の子は周りに全く見かけなかったです。
転園の際、レンが入るクラスの先生が多い状態だったらしく
「取りあえず加配という形ではなく、やってみます」
との事でしたが、やっぱり難しかったらしくすぐ加配の先生の手配をしてくれました💦
そこから今日に至るまで、ずっと加配の先生付きで手厚くみて頂きました。
特に、2~4歳の頃、レンはかなり大変な子だったと思うし、園で手のかかり具合は突出していたと思います。
「(こんな大変な子を預けて)申し訳ない、申し訳ない…」を繰り返す私に
「お母さん、申し訳ないと思う所じゃないですから」
と、力強く言って下さった当時の担任の先生。
入園後すぐ行きたい療育が見つかって(ABA個別)
遠方だけどそちらとの併用も認めてくれ
また他の療育での中抜けする事や
即時型のアレルギーではないけれど除去食をお願いする事
食事の前に病院でもらっているサプリを飲ませる事など
イレギュラーな私のお願いにも
「ルールだから出来ません」
ではなく、いつでもこちらの気持ちに寄り添い、受け入れて下さいました。
ここ2年の加配の先生との相性もバッチリで
レンが鍵に興味を持っていたときは、お手製の色々な鍵を張り付けたおもちゃを作ってきてくれたり
レンが出来ない所は手助けするけど、出来そうな所はそっと寄り添うという絶妙なサポートをしてくださいました。
こんなに素敵な居場所を作って下さったおかげで、レンはのびのびと成長する事が出来たし
私も安心してお預けする事ができた。
沢山の支えがあってここまで歩んでこれた事、決して忘れる事はないです。
大切な経験が出来た事、大きな糧になったね。
レン、卒園おめでとう🌸