昨年11月に納骨を済ませ 各種手続きも目処がつきました
両親の形見として何か身につけるものを手に入れようと考えたのは半年以上も前のことです
母の指輪は 石の大きいものばかりで 普段使いには向きません
何よりまだ似合わない
そこで考えたのが腕時計です
腕時計なら多少のシチュエーションこそあれ いつも身につけていることができます
40を過ぎて 所謂「一生もの」求めるのは遅いくらいかもしれません
周りを観察してみると…ロレックスはもちろん カルティエやエルメスにブルガリといった有名どころを身につけています
実際に百貨店の普段は近寄ることのないフロアに何度も足を踏み入れました
気に入ったのは ロレックス
ダイヤルがホワイトで まさにファースト・ロレックスといったもの
ほぼ心を決め 買いに行くのをいつにしようか考えている時に お茶のお稽古で姉のように慕っている方とランチをする機会があり相談してみることに
「美冬さんにはロレックスは似合わないよ」
言われた時には（えぇ～？？？ 何でよ～？）と心の中で反発もしました
でもね…それを無視して買うことができない
時計好きが好む機械式も私には合わない
悩んでいたところに またまたお茶のお稽古でいつも一緒だった方が ロレックスを購入したと聞いて
見せてもらうと 私が欲しかったもののピンクフェイス
不思議なもので 選択肢から自然とロレックスが消えていきました
年明けにパラパラと見た雑誌に載っていたのが グランドセイコー
ちなみに右下のロレックスの文字板ホワイトが最初に考えていたものです
掲載のグランドセイコーはダイヤモンドがぐるりと一周していますが これ以外のモデルを見てみることに
日本が誇るセイコー技術の最高峰であり 知名度はイマイチなものの とても魅かれました
しかも立ち寄ったグランドセイコーにはない「マスターショップモデル」があるとのこと
もうね…射抜かれるというのは こういうことか！ というくらいの衝撃でした
改めて伺ったマスターショップで接客してくださった方と同じ苗字だったのですが まぁこれが暑苦しいくらい熱をもって説明してくださって
直ぐには買うことができないこと（相続の件で）
できるなら買いたい日が決まっていること
在庫の関係でそれはお約束できないことは勿論承知しました
「お待ちしております！」
売り場を後に
射抜かれた後で ココロはほぼ決まった翌朝 目覚めた時に閃いたこと
…本当にくだらないのですが
父 せいじ 母 えいこ
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
せいこー
もうね これしかないと思いました
さらには同じ苗字で暑苦しく語ってくださった方から買いたい
形見として これ以上のものはない
それが1月初旬のこと
前述した姉と慕っている方に相談すると 喜んで賛同してくださいました
それからは スマホの画像を見ては（確定申告が終わったら買いに行くんだ！）と
今年の繁忙期を乗り切る原動力となりました
時は過ぎ（と一言で言うのはあまりにも大変な期間ですが
）確定申告業務完遂
）確定申告業務完遂気持ちを抑えられず 都内のマスターショップをハシゴ
二軒廻って不安になったのが…文字板の色
詳しくは後述しますが 欲しいモデルは文字板の個体差があります
二軒とも どう見てもピンク寄りのもの
それだったら買わない
買いに行くと決めていた日の前日
在庫の有無も含めて マスターショップへ
店頭に並んでいたのは 望んでいたホワイトのもの
「○○さんはおられますか？」
接客してくださった女性が呼んできてくださって…再会
覚えていてくださいました
明日 買いに来たいことを伝えるとお取り置きしてくださることに
繁忙期の疲れが取れていないのに なかなか眠れないくらい興奮していました
明けて 今日3月20日 春分の日
「時計を買うのに適した日」
李朝風水を勉強していた時に知ったのですが 今もそうであって欲しいな
開店と同時に売り場へ
待っていたように席へ通され 同じ苗字の方が時計を持ってきてくださいました
早速サイズ調整とお会計を
割引を受ける為 カード決済ですが カードカウンターですぐに支払ってしまう為に現金持参
時が分割されないようにしました
話しの流れで 同じ苗字の方は父の実家と近いところにお住まいだそうで
本当にご縁があるのかもしれませんね
購入したのは STGF069（画像お借りしました）
ステンレスケース
白蝶貝文字板
ダイヤモンド インデックス
文字板が白蝶貝の為 個体差があります
拘ったのはこの文字板です
今 見たら白蝶貝は今年のラッキージュエリーなのですね
凄いよ ワタシ
ジュエリー要素もある為 気を合わせる作業をしようと自己判断（それゆえ実物をupしませんでした）
様々なご縁があって ついに手にすることができました
大切に育ててくれた両親
姿かたちは見えないけれど 守ってくれています
改めて ありがとう
そして…長い語りを読んでくださった貴方様にも感謝申し上げます