「自灯明、法灯明(じとうみょう、ほうとうみょう)」。
お釈迦様の遺された、
私のとても好きな言葉です。
~神奈川県東京寺住職、関水俊道より~
お釈迦様は、
「1つの道を二人で行くな、
多くの人々の
利益と幸福のために遊行せよ」
と
弟子達に呼びかけていました。
私達の人生は、
つまるところ独りです。
どんな財宝の助けを借りても
思い通りにならず、
悲しみや苦しみがついて回ります。
理屈としては分かっていても、
世の無常の現実は
厳しいものです。
「自らを洲(しま)とし、
法を依りどころとして、
他を依りどころとすることなかれ」
「自灯明、法灯明」
と
呼ばれる
有名な言葉です。
自らが、
真理(法)を依りどころとして
力強く生き抜くことを
教えてくれています。
お釈迦様の説く
自らを依りどころとする教えは、
人々と寄り添い、
「ともに歩んで行くため」の
しっかりとした自分を
確立すること
を
意味しています。
かけがえのない自分であることを
自覚すればするほど、
人と人とが
互いに支え合うことの
喜びと大切さを
実感することができるでしょう。
人生は、
1人で生きていけるはずもありません。
しっかりとした1人1人の存在。
~~~~~~~
本当にその通りですね。
寄り添い、支え合うために
しっかりとした自分を
確立すること。
とても大事なことですね。