お昼にある定食屋に入ったときのこと。

 

20代後半くらいの女性と同僚?彼氏?

らしき男性。

 

メニューを見てその女性が、

 

「サンマの開きだって、ヤバい~」

 

と一言。

 

なにがヤバいんだろう?

ヤバいは意味が広すぎてわからない……

 

なんにでも使える便利な言葉だ。

 
アドラー心理学カウンセラー
心理カウンセラー
障害児育児サポーター
もとはしえつこです。
 
息子のリハビリの様子と回復の過程を綴ったブログをご覧になりたい方はまずは、こちらからお読みください。
①~⑳まで続きます。
 
「なにがあっても未来は明るい」
「絶望の隣には希望がある」
中途障害児育児のご家族に希望の光を届けています。
 

  「ヤバいんですけど、マジキモい」子どもの言葉使いが気になったら

 

子どもと多く接しているとよく聞く言葉。

 

キモい

ヤバい

ウザい

ガチで

エグい

ウケる

 

1日の会話はこの語だけで成り立っている!

といっても過言ではありません(多分過言……笑)

 

何があるとすぐ

 

ヤバい!!

 

大人も使っちゃいませんか?

私は時々言っちゃいます。

でも、私にとっての「ヤバい」は

あまりいい意味ではない。

 

あー鍵が見つからない!

ヤバい!

時間に遅れそう……

ヤバい!

 

こんな感じです。

 

 

しかし、このような言葉が、子どもたちの間では

合言葉のようになっていたり、仲間の中で楽しく

使われたりして、成立していることはあります。

 

大人が聞いてて、全く意味がわからなくても

子どもたちの間ではちゃんと会話として成立

している。

 

コミュニケーションが取れているって事ですね。

 

でも、これらの言葉を意味がわからなかったり、

この言葉を使ってもコミュニケーションが取れない

だろうと思われる相手に使うのはどうなのかな?

 

言葉選びは相手を選んで使うことが大切です。

 

私もあまりきちんとした日本語を使うことが

できませんが、それでも、相手によって

使う言葉を換えています。

 

なので、子ども達がどこでも誰とでも

ヤバい

ウザい

を使っていたら要注意です。
 

使う相手と場所を考えることを

伝えてあげるといいですね。

 

 
 

あとよくあるのが

「大丈夫」

 

大丈夫という言葉は万能で、

何にでも活用できます。

だから私もよく使ってしまいます。

 

子ども達と話をしていて、

「〇〇しようかと思うけど一緒にしない?」

と聞いても、返ってくる言葉は

 

「大丈夫」

 

「大丈夫」って何が?

何がどう大丈夫なのかがわからない。

 

多分「それは今したくないよ」という意味で

使われているのだろうけど、私に気をつか

って

「それは今したくない」

というより、

「大丈夫!」

で済ませる。

ちょっとね、モヤモヤするんです(笑)

なにが大丈夫なのか知りたい。


このように、言葉はそれぞれ受け取った

相手によって意味が違うから、誤解を与え

たり、すれ違いのきっかけになることはよくある話。

 

ダルい、ヤバい、ウザいなどの言葉には、

その言葉が持つ意味合いやニュアンスに差

があることもあります。

もし、家庭の中で「ヤバッ!」などと言うことがあれば、

 

「なにがヤバいの?」

「ヤバい以外の言葉を使うならなんだろう?」

 

とちょっと立ち止まって話をしてみるといいかも。

しか~し、そういう話ができるのは、親子共々

心身共に落ち着いている時がベターです。

 

そうではないときに、こんな話をしても

 

「ウザっ!」

 

と一言で片付けられてしまうから……(爆)

 


意味がわかった上でその言葉を使うのか、

大して意味もなくなんとなく出てしまっている

ことなのか、子ども自身もわかっていないこと

もあります。

 

例えば子どもが友達に「バカ」と言われたと

します。

もちろん、その言葉を使うのはよくないことで

すが、その言葉を発した子の背景を想像して

みることも大事。

 

すぐに

「そんなこと言っちゃダメでしょ!!」

というのは簡単なこと。

というより、大人は、瞬発的に発してしまう

かもしれないな。

 

もしかしたら直前に嫌なことや気になることが

あったり、イライラしていたことからその言葉が

出たのかもしれません。

 

今は、この「言葉の背景を想像する」ということ

が苦手な子どもが増えています。

 

その原因は、さまざまあると思いますが、

SNSで短い言葉のやりとりが文化になって

しまっていることもあるかもしれません。

 

そのため、私たち大人が想像することを

手伝い、どうやって背景を想像するかを

伝えていくのが大切になります。

 

親ができることとしては、

そういうことを伝えていくこと。

そして、お子さんがまだ幼児であれば、

読み聞かせがいいです。

読み聞かせは言葉を増やしていくし、

言葉から想像していく力を養うことが

できるようになります。

 

小学生になると読書の時間が

あります。図書館で毎週本を

借りる時間があります。

 

小学生低学年には

「かいけつゾロリ」シリーズが

大人気です。

好きなシリーズを見つけたら、

たくさん本を読んでほしいですね。

 

余談ですが、

かいけつゾロリの作者はインタビューで

『「悪者を主人公にした上で、そのいたずらを失敗させて、「悪いことをしようとしても、うまくいかないよね」、というお話を書こうと思いました。

~中略~

子どもたちもいつか大人になったらなにか仕事をしなければなりません。どんな仕事でも大変なことは必ずありますが、好きなことならば乗り越えられると思うんです。子どもたちには、できるだけ将来も幸せになってほしいので、子どものうちにいろいろなものを見て好きなものをみつけて、そこに向かってがんばっていつか好きな仕事についてほしいなと思っています。

 その間には、失敗することもたくさんあると思います。思えば、人生うまくいくことの方が少ないのではないでしょうか。ゾロリも毎回最後には失敗します。でも、決してめげずに、次に進もうとします。そんなゾロリの前向きな姿に、失敗しても大丈夫だと、子どもたちの背中を押してあげたいという思いもこめています。子どもたちが好きなものをみつけたら、保護者の方には子どもたちの力を信じて見守って、応援してあげて、その力を伸ばしてあげてほしいと思います。』

と話されていました。

 

子どもに人気がある本は作者の

思いがしっかり入っているなと思いました。

 

 

子どもの言葉使いが気になったら

それをすぐに否定して、叱るよりも

その言葉を発した子どもの心に

寄り添ってあげることを大切に

したいです。

 

おしらせ

 

私が立ち上げた不登校支援・フリースクール

ビリーバーズ板橋で

不登校の親御さんの座談会開催します!

 
保護者が
一人で悩まない、
一人で抱え込まない、
一人にならない、
そういう環境作りもしていくために
ビリーバーズ板橋で
 

11月18日、22日に保護者座談会を開催します。

 

11月18日(土)は、1月から正式オープンするビリーバーズ板橋の施設見学をかねています。
1月からビリーバーズ板橋になる場所を実際にご覧になっていただきながら、保護者座談会を開催します。
日頃抱えている気持ち、不安、心配などを保護者同士で共有していただいて、有意義な時間にしたいと思っています。

 

11月22日(水)は、オンライン座談会です。
施設見学はできませんが、ビリーバーズ板橋のご説明と座談会をを行います。

 

ビリーバーズ板橋は、子どもの居場所づくりだけでなく、
お子さんが不登校で悩む親御さんが

一人で抱え込まない、
一人で悩まない、

一人にならない居場所づくり

も目指しています。

みんなで子育てしていって、子ども達がその子らしい生き方が
できるようにサポートしていきたいと思っています。

多くの皆さんにご参加いただきたいと思っています。

座談会のお知らせ

お問い合わせ、お申込みはこちらから
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10月12日にフリースペースをオープンしました。

第二回目は11月30日(木)

第三回目は12月14日(木)

にオープンです。

 

トライアル期間は、利用料無料です!!

 

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