20代の若者に多い
電話恐怖症
20代の娘はもれなく電話恐怖症です。
バイトに応募したくても
「電話で……」
と書かれている時点で、対象外。
就活生も電話をかけることができない、
かかってきた電話に出ることに恐怖を
感じて、電話に出ることができず、
ドタキャンが以前より多くなっているそう。
私も電話は苦手。
でも、母からよく
「大叔母に電話してあげて」
と言われる。
それがすごく苦痛。
だけど、大叔母にとっては電話が一番
コミュニケーションが取りやすいツール
だから仕方ない……。
電話すると大叔母のうれしそうな
声が聞こえる。
元気そうでよかった。
そう感じられるひととき。
自分の嫌なことはしなくてもいいけど、
それよりも相手のことを思える気持ちが
あったら、嫌なことも嫌じゃなくなる
んだな。
不登校の子の親が忘れてしまうこと
子どもが不登校になると
自分のことを責めてしまう親は多い
と思う。
学校に行かなくなって、
行っても行かなくてもいい
と思っていても、心のどこかで
学校に行くことを期待していたり……
今日はどうする?
となった時、
「いかない」
と言われると、がっかりしてしまったり……
不登校を受け入れているつもりでも、
学校に行かない子どもを目の前にすると
モヤモヤして不機嫌になったり……
もう何も言わないでおこう
と心に決めたはずなのに、
自分の思いを抑えきれなくなって、
ついついいらんこと言ってしまって
子どもとの関係がこじれてしまったり……
子どもが学校に行かないことを
なんとも思わない親はいない。
だけど、それは子どもの人生。
子どもが選んだ道だし、
その子の人生の中ではここで
こういう時間を必要としている、
ということ。
そして、その子の人生を受け入れていく。
きっと大丈夫。
不登校は誰のせいでもない。
親のせいでも
子のせいでも。
課題の分離が大切です。
だから、親は親の人生を楽しめばいい。
行きたいところに行って、
食べたい物を食べて、
着たい服を来て、
観たいものを観る。
子どものことで頭も心もいっぱいに
なっていると、自分のことがわからなく
なります。
以前、子どもが不登校で悩んでいた母親
が、夕飯の買い物に行って、
「自分が食べたいものを食べよう」
と思ったら、自分が何が好きで、何が
食べたいのなわからなくて驚いた、
という話を聞いたことがあります。
子は子の人生を歩いています。
親も親の人生を歩く。
自分の想いを1番大切に。
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