息子が二泊三日で家を空ける。
その前日の夜。
「お母さん、ぼくは明日からいないけど
大丈夫？」
だって（爆）
そーだねー、家事をたくさん手伝ってく
れてるからねぇ。
私がやらないといけなくなるよねぇ……
私「・・・・・・・・がんばる」
息子に心配された……（笑）
「退学したい」子とそれをどうにかしたい親との対話
最近よくあるご相談。
「子どもが大学を退学したいと言っている」
「大学をやめたいけど親がやめさせてくれない」
学校を休みがち……
大学に通う意味がわからないと言う……
人が怖いらしい……
中には、夜に眠れなくなってしまったり、
食欲もなくなってしまう学生もいる。
親は大学をやめてしまうことは
してほしくない。
せめて大学だけは出ておいたほうがいい、
今後のために。
親のヤキモキした気持ちを子どもは
感じ取るから、子どもも鬱々と
悩んでしまう。
今ひどく調子が悪い、体調が悪い、
そういう時に必要なのは、
人生の決断ではなく、治療だったり
休養です。
学生へのアドバイスとしては、
まずは、休むこと。
たとえば、休学してみるとか。
とはいえ、休学中の学費のことが心配。
国立大学は休学中は基本的には学費は
免除される。私学は学校によってその
対処は様々なので、一概に伝えられない
から、大学に確認する必要がある。
もし、親と話にならないのであれば、
親と一緒にお話聞くよ、と伝える。
身体に不調が現れたら、
こころも身体も休ませてあげること。
それが何より大事。
ここで無理して命を終わらせるような
ことがあってはいけない。
親へは、
子が勇気を持って前に進めるように
なるまで、親は寄り添う覚悟が必要、と。
親もつらいけど、子もつらい。
つらさはわからないけど、
つらいんだ、ということを理解してあげる。
思春期の自殺の原因の第一位は、
いじめではないんです。
いじめのことがよく報道されているから
いじめが原因と思われがちなんだけど。
自殺の原因は、学業不振や進路に悩んで
いることです。
それくらいまじめに自分の将来について
考えているということです。
今の学生はまじめです。
目的がないと学校に行ってはいけない
と思っているところがある。
もう少しいい加減でいいのに……
と思うこともしばしば。
でも、そうできない子も多い。
だったらそのまま受け入れてしまえ！
と親は覚悟を決めるしかないんです。
親ができることは、
子がどんな選択をしたとしても、
子は自分の選択した先にある自分の
人生の責任を、自分でとって生きていく
力があると信じること。
この高校に行かないとダメ
大学行かないと将来が心配
こんな企業に就職すれば安心
と親が思い込んでいると、
そうじゃないと人生の負け組、
自分の子育ての失敗、
もしくは、世間体が悪いとか？
自分の親（子の祖父母）に何か言われる
とか？
そういう価値観があると
親子の関係は悪くなるし、
お互い苦しいだけです。
そういうところから開放されて
親子でしあわせに生きたほうがいい！
そこに至るには、まず自分の価値観を
見直して、いらないものは棚卸しする
必要があります。
親は親の人生を生きる。
子は子の人生を生きる。
この世に与えられた役割がある。
それは人それぞれ違う。
だから、なにがあっても大丈夫。
自分も子どもも大丈夫、と思うことが大事。
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